こどもにとって、精神的にも身体的にも休憩の時間となるおやつタイム。おやつを食べながら親子でゆっくり向き合える、大切な時間です。
おやつといっても、何をあげればいいか悩みますよね。
「スナック菓子や菓子パンばかりじゃちょっと…。かと言って、色々な材料を計量して手の込んだおやつを作るのも…。」と、思っているママ。
1歳になると、手づかみ食べなど、自分の意志で食べようとする時期でもありますね。
野菜を使って、安全で簡単にできるおやつを作ってみませんか?
この記事では、野菜を使って簡単にできるヘルシーなおやつレシピや、おやつ作りに役立つ調理グッズなどをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
こどもにとって、おやつってなに?
こどもに限らず、大人だっておやつの時間はとっても楽しみですよね。
お紅茶やコーヒーでホッとする一時です。
でも、こどものおやつはスイーツのような甘いものを食べる大人のおやつとは、ちょっと違います。
こどものおやつは補食と呼ばれ、読んで字のごとく食を補うものです。
まだ小さな身体では、1回の食事でたくさんは食べられません。
3回の食事では、カロリーやビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウムなどが不足するので、不足分はおやつで補いましょうということです。
野菜は、積極的に摂取したい食材ですよね。おやつに野菜を取り入れて、栄養価をアップさせましょう。
1歳からのヘルシーおやつ!野菜を使ったおすすめレシピ3選
ここからは、野菜を使った簡単レシピをご紹介しますね。
1歳だと、1日100~200キロカロリーをおやつでとれるようにするといいですよ。
さつまいもスティック
さつまいも…1/4本
さつまいもは1センチの輪切りにして、さらに1センチ角の拍子木切りにして水にさらします。
水気をきって、やわらかくなるまで蒸したら完成、これだけです。
赤ちゃんも手で持って食べられますよね。これに牛乳を100cc組み合わせたら、170キロカロリーほどになります。
さつまいもは腹持ちもいいですし、糖質なので消化吸収にも優れています。
なにも、混ぜたり焼いたり、手間をかけて作ったものだけがおやつではありません。
りんごを切っただけだとか、とうもろこしを茹でただけでも、立派なおやつです。素材の味を感じられる、素朴なおやつも必要です。
2歳ごろになると、このさつまいもを揚げてあげるとまた違う食感になります。少し硬さもでてくるので、かみかみメニューとしてもいいですね。
我が家のこどもたちは幼児なので揚げて作っていますが、このおやつがとってもお気に入りです。生クリームがたくさんのった甘いケーキより、こっちの方が好きなくらいです。
かぼちゃの茶巾
かぼちゃ…50g
レーズン…少し
レーズンは熱湯に浸けて、やわらかくしておきます。かぼちゃはコロコロに切って、蒸して潰します。
砂糖とレーズンを混ぜて、ラップに包みます。包み口をきゅっと絞って器に盛って完成です。
こちらも簡単にできるレシピです。レーズンは、塩分のバランスを調整するカリウムや、カルシウムや鉄などのミネラルを含んでいます。
ドライフルーツなので保存も利いて、蒸しパンに入れるも良し、サラダに入れるも良し、あると便利な食材なので、常備しておくといいですね。
かぼちゃは緑黄色野菜の代表格です。ベータカロチンを多く含んでいて、このベータカロチンは体の中でビタミンAへと変化します。免疫力を高めたり、視力や皮膚、粘膜の健康維持などの働きをしてくれます。
その他にも、カルシウムやビタミン類、鉄も含んでいて、大変優秀な食材です。
レーズンやかぼちゃ自体が甘いので、砂糖は入れなくても大丈夫です。
たまに、甘くないかぼちゃに当たることがあるかもしれませんが、その場合は少しお砂糖で調節してあげてもいいです。
小松菜の焼きドーナツ
ホットケーキミックス…100g
小松菜…2束
バナナ…1本
卵…1個
オリーブオイル…30g
牛乳…大さじ2
小松菜はきざんで、バナナも適当に折って、ホットケーキ以外の材料と一緒にミキサーか、ブレンダーにかけます。ドロドロに混ぜ終わったら、ホットケーキミックスも加えよく混ぜます。
焼きドーナツの型に入れて、180度のオーブンで15分ほど焼いたら完成です。
バナナを入れることで甘味もでて、小松菜の特有の香りも気になりません。バターやマーガリンで作ってもいいですが、オリーブオイルでヘルシーに、揚げないドーナツのレシピです。
小松菜は和え物などにしても、その見た目からか、なかなか手をつけてくれないことがありますよね。
小松菜は、ビタミン類やミネラルが豊富で、鉄分やカルシウムはほうれん草よりも多く、お値段もお手頃価格です。きざんで茹でてフリージングしておけば、使いたい分だけすぐ取り出せますよ。
おやつ作りの救世主!おすすめ調理グッズ
ここからは、先ほどのレシピで使用した、おすすめ調理グッズをご紹介します。おやつ作りだけでなく、幅広く使えるので揃えてみてくださいね。
蒸しものに便利
さつまいもスティックのレシピで蒸す工程がありましたが、私はこのレンジで蒸せる商品を使用しています。
蒸し器を使うのもいいのですが、出したり片づけたりが少し億劫ですよね。軽いし場所も取らないし、主婦に優しい価格なところも気に入っています。
ブレンダー
小松菜の焼きドーナツで生地を攪拌するのに、ハンドブレンダーを使えばすぐに生地ができちゃいます。
ずっとミキサー派でしたが、こっちの方が洗い物も少なく済みます。
我が家のこどもたちは、バナナのミックスジュースやポタージュが好きなので、大活躍しています。
焼きドーナツ型
シリコン型なども販売されています。シリコンだと、型自体をカットして切り離して使えたりもします。
耐熱温度や、何個焼けるかなど吟味して選んでくださいね。
ドーナツを焼く以外にも、ゼリーを作ったり、ポテトサラダの型抜きなんかにも使っています。リースみたいになって可愛いですよ。
まとめ
いかがでしたか?
野菜をつかったヘルシーなレシピや、調理グッズをご紹介しました。
レシピの材料は、色々な野菜で試してみてくださいね。バリエーションも豊かになります。
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