よくある疑問離乳食の基礎知識

離乳食の時間がバラバラ!同じ時間にあげられなくてもいいの?

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赤ちゃんが生まれて5~6ヵ月を過ぎると、いよいよ離乳食をスタートさせる時期ですよね。
これまでミルクだけだった赤ちゃんも、いよいよ口から食べることを覚えていきます。

一般的に育児書などを見てみると、「離乳食は毎日決まった時間にあげましょう」となっていることがほとんどだと思います。

だけど実際に離乳食をスタートさせてみると、

「いざ食事にしようとしても赤ちゃんの機嫌が良くなかったりして、思う通りの時間にあげられない」
「授乳のタイミングが上手く合わず、離乳食の時間もずれてしまう」

など、なかなかセオリー通り決まった時間で離乳食をあげるのが難しいと感じているということはありませんか?

そうですよね。赤ちゃんは赤ちゃんのペースがありますし、当然こちらの離乳食の時間に合わせて生活してくれるわけではありませんよね。
特に離乳食初期の時期では1日1回食ですし、まだまだミルクや母乳が中心です。赤ちゃんの授乳時間に合わせて離乳食を決まった時間に定めるのは難しい場合も多いと思います。

そうなると、「こんな調子で大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね。

そこで今回は、離乳食を決まった時間にあげられないというあなたのお悩みにお答えします。
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

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決まった時間にあげられない…。赤ちゃんの成長に影響は?

離乳食を決まった時間にあげられていないと、赤ちゃんの成長に影響がでるのではないかと不安に感じる方もいるかもしれませんね。

結論から言うと、離乳食を決まった時間にあげられないからと言って、赤ちゃんの成長に影響がでるということはありません。
その後の時間でお腹がすいたり、食べてくれそうなタイミングがあれば食べさせてあげればいいでしょう。基本の時間にあげられなかったら1回飛ばしてもいいくらいです。

むしろ、時間を決めて無理に食べさせる方が赤ちゃんにとってストレスとなるのでやめた方がいいです。

もともとはママのお腹の中で昼夜の区別なく眠ったり起きたりを繰り返していた赤ちゃんです。
離乳食を始める5~6ヵ月頃には昼夜の区別もつき、生活リズムもなんとなくできてきたとは言えまだまだマイペースで当然です。

あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんのペースに合わせながら離乳食を進めていくと良いですね。
大切なのは、ママが楽しく離乳食をあげることです。そのうちに、だんだんとリズムが整っていきますよ。

意外に知らない?離乳食を同じ時間にあげる理由

では、なぜ「離乳食は毎日決まった時間にあげるようにしましょう」と言われるのでしょうか。
それは、食事の時間をある程度一定の時間にすることで、生活のリズムが整いやすくなるからです。

離乳食をスタートしたばかりの初期の段階ではまだ赤ちゃんの生活リズムが整っていないため、決まった時間にあげるのは難しいかもしれませんが、少しずつリズムを作っていけるよう意識しながら離乳食を進めていくのがいいですね。

赤ちゃんのことをよく観察してみて、1日の中で比較的機嫌が良い時間帯が少しでもあるようなら、その時間を離乳食の時間の目安にして、なるべく続けられるよう意識してみましょう。

もちろん無理をする必要はないですよ。あくまでも目安として挑戦してみて下さいね。

 

ただし、同じ時間帯であれば何時でもいいかというとそういうわけではありません。できれば小児科があいている午前中がいいですね。

曜日によっては午後は休診だったりすることがあると思うので、万が一食物アレルギーの症状が出た場合などに、すぐに病院を受診できないと困りますよね。

以上の事を参考に、少しずつ離乳食の時間を整えていけるといいですね。

時期別、離乳食の理想の時間帯

ここからは、参考までに時期別に離乳食をあげる時間帯についてご紹介します。

離乳食初期(1回食)

この時期は、まだほとんどミルクや母乳からの栄養補給が中心です。授乳時間の1つを離乳食に置きかえることから始めます。
赤ちゃんの機嫌を見て、午前中~お昼の間で離乳食をあげるといいでしょう。

離乳食中期(2回食)

生後7~8ヶ月になり1回食が定着してくれば、2回食へと移行していきます。
基本的な時間は、1回目が10時ごろ、2回目は14時または18時ごろが目安のようです。2回目を18時など家族の食事と同じ時間帯にすると、一緒に作ることができるのでいいかもしれませんね。

離乳食後期(3回食)

生後9~10ヶ月頃で、2回食が慣れてくれば、次は3回食へ移行します。この場合の目安の時間は、1回目が10時、2回目が14時、3回目が18時です。
3回目はなるべく家族と同じ時間にしてあげると、家族と食卓を囲む楽しさを感じてもらうことができるのでおすすめです。

とはいえ、あまり遅くなると寝るまでの間に食べたものを消化できなかったり、よる寝付きにくくなったりすることがあるので、遅くとも18時頃までにあげるようにしたいですね。

これらはあくまでも一般的な目安ですので、参考程度にしてあまり神経質になりすぎず赤ちゃんの様子を見ながら進めてあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
赤ちゃんによって生活のリズムやペースが違うのは当然のこと。みんながみんな同じ時間に離乳食を食べてくれるわけがありません。

一番大切なのは、ママと赤ちゃんの笑顔です。
あまり神経質にならず、楽しんで離乳食を進めていってくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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