離乳食をスタートさせたいと思っていても、初めての離乳食はどのように進めていけば良いのか分かりませんよね。離乳食初期は、1週間ごとのスケジュールを決めて進めることをおすすめします。
そこで!離乳食初期のスケジュールや、離乳食を食べさせるベストな時間帯をご紹介していきます。
離乳食初期の1~2週目のスケジュール、4週目以降の増やし方
離乳食を上手に進めるためには、離乳食初期である生後5ヶ月~6ヶ月のスケジュールを大まかに組んでいきましょう。
離乳食初期は、「食材に慣れること」「食べること」の練習期間となるため、1日1回食から始めていきましょうね。
1~7日目(1週目)
消化が良く、アレルギーの心配が少ない「10倍粥」からスタートします。
ペースト状の10倍粥を小さじ1から食べ始めて、3~4日かけて小さじ3まで増やすのが目安です。
8~14日目(2週目)
慣れてきたら、「野菜」や「果物」のペーストを1品プラスします。
初めて食べさせる食材は小さじ1から食べ始めて、2日間ほどかけて慣らしていきましょう。
このとき、10倍粥はお子さんのペースに合わせて量を増やしてあげましょう。目安としては、小さじ5~6程度の量です。
15~21日目(3週目)
野菜や果物にも慣れてきたら、豆腐や白身魚といった「タンパク質」を加えていきます。
タンパク質も野菜や果物と同じように、初めて食べる食材は小さじ1から始めて、2日間ほどかけて慣らしてくださいね。
1品目に10倍粥、2品目に野菜・果物・タンパク質の3つのうちいずれかひとつを選んで2品目のメニューとして進めていきましょう。
22日目以降(4週目以降)
ペースト状の「うどん」が食べられる時期です。
野菜や果物、タンパク質にも慣れてきたので、食材同士を少しずつ混ぜて食べることができます。
初めて食べさせる食材は、単品に慣れてからにしましょうね。
離乳食をスタートして1ヶ月目以降のスケジュール
離乳食をスタートして1ヶ月が経ち、10倍粥や野菜・果物、タンパク質にも慣れてきたら、いよいよ1日2回食のスタートです。
食べる量が少なくても、離乳食の時間を午前と午後の決まった時間に1回ずつもうけることで、食事のリズムがだんだんとついてきますよ。
午前と午後の離乳食の間隔は、4時間以上あけるのが基本となります。栄養のバランスも意識しながら進めていきましょう。
離乳食を食べさせるベストな時間帯
離乳食を食べさせる時間帯は、離乳食の時期ごとに異なります。
離乳食初期の場合、ベストな時間帯はいつなのかご紹介していきます。
離乳食初期の生後5~6ヶ月は、1日1回食から2回食へ移行していきます。1回食や2回食の場合、離乳食以外にミルクや母乳で栄養を補っていきます。
1回食をスタートしたばかりで離乳食に慣れていない時期は、比較的お子さんの機嫌が良い「午前」に離乳食を食べさせることがおすすめです。
例えば、午前10時頃の授乳時間を離乳食に置き換えてみるなど工夫してみましょう。
そして午前に離乳食を食べさせることは、お子さんの機嫌が良く、授乳時間と置き換えやすいだけでなく、アレルギー対策も理由の1つです。
アレルギー反応は、食べてから反応が出るまでに数時間かかる場合があります。
そのため、「アレルギー反応が出てしまったのに開いている病院がない!」なんてことにならないためにも、病院が開いている時間に食べさせることを意識したいですね。
2回食がスタートしたら、午前の離乳食に加えて、午後にも離乳食の時間を作ります。
1回食のときと同様に、午後の授乳時間と置き換えてみましょう。このとき、午前に離乳食を食べた時間から4時間以上あけてください。
午前10時頃に1回目の離乳食を食べた場合、お昼の授乳はいつも通り行って、午後18時頃に2回目の離乳食を食べるなどしましょう。
午後に食べる食材は、念のためアレルギーの心配が少ない食べ慣れた食材にするのがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
離乳食初期は、ママもお子さんも離乳食の練習期間となります。
スケジュールを組むことで、余裕を持った準備や進み具合の目安も確認できますよね。
スケジュールだけでなく、離乳食を食べさせる時間帯も意識しながら、楽しく進めていってください。
是非、参考にしてみてくださいね。
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