よくある疑問離乳食の基礎知識

赤ちゃんが離乳食中に座らない原因は?6つの対処法を栄養士ママが伝授

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離乳食を食べてくれなかったり、好き嫌いが多かったり、離乳食ってなかなか思い通りに進みませんよね。
そんな離乳食の悩みの中でも特に手強いのが、「離乳食中に座らない」ことです。

やっと座ったと思えば、すぐにフラフラ~と席を外してしまったり、急に遊び始めたり、何回注意してもなかなか座らないんですよね。どうして離乳食中に座らないんでしょうか?

その原因と対策をご紹介します。そして!離乳食におすすめの椅子ランキングも発表しちゃいますよ。

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先輩ママはコレで乗り越えた!離乳食中に座らない原因と対策

離乳食中に座らない原因は?

ママと離れるのが嫌

離乳食がスタートしたばかりの時期だと、1人で座ることは出来ても、やっぱりママとくっついていたい欲があります。赤ちゃんにとっては、ママのお膝が安心出来る場所ですよね。

椅子の座り心地が悪い

お座りが上手な赤ちゃんでも、椅子に座ることで首が真正面や下を向きやすくなります。
赤ちゃんにとっては食べにくい姿勢になってしまうので、赤ちゃんに合った椅子を用意してあげましょう。

環境が整っていない

テレビやラジオなどを食事中につけっぱなしにしていると、赤ちゃんは気が散ってしまいます。テレビやラジオだけでなく、周辺におもちゃなどが散らかっている場合も同じです。
赤ちゃんにとって、自分の周りにある全ての物が興味の対象となるので、食事の環境作りを意識しましょう。

お腹が空いていない

「授乳間隔が短い」「離乳食直前に授乳をした」「起きてすぐに離乳食を与えた」「おやつを食べた」「眠気が勝っている」、こういった場合は、集中して離乳食を食べてくれないことがあります。
まずは、離乳食を決まった時間に食べることで生活リズムが整うので、お腹が空いていれば満足するまで座って食べてくれる可能性が大きくなります。

ママのイライラが伝わっている

毎日の育児に加えて、離乳食中に座ってくれないことでイライラすることもありますよね。
そんなイライラが赤ちゃんに伝わって、楽しめていない場合があります。

マニュアル通りにいかないのが育児です。あまり気を張りすぎずに、余裕を持って離乳食を進めていきましょう。

離乳食を座って食べるようになる6つの方法

椅子におもちゃをくくりつける

お気に入りのおもちゃの中で、汚れても洗えるプラスチック製のものがあれば、ヒモなどで椅子につけてあげましょう。
おもちゃで機嫌よく遊んでいる間に、離乳食を食べさせてあげます。おもちゃが人形であれば、「〇〇(人形の名前)と一緒に食べよう!」と誘ってみてくださいね。

スプーンを持たせる

おもちゃではなく、離乳食用の本物のスプーンを持たせてあげてみてください。
手に何か持っているだけで、座る時間が延びる可能性があります。そして、「遊ぶものではなく、食べるときに使うもの」ということを教えつつ、スプーンの練習にもなります。

お気に入りの曲を流す

誰でもお気に入りの曲が何曲かありますよね。そのお気に入りの曲をスマホやオーディオで、いつでも流せる状態にしておきます。
赤ちゃんが椅子から立ち上がりそうになる前に、お気に入りの曲でご機嫌を取ってみましょう。

離乳食の時間を決める

離乳食を食べ始める時間ではなく、離乳食を食べ終える時間を決めます。離乳食の「制限時間」みたいなものですね。
いつも通り離乳食を食べてフラフラどこかへ行こうとしたときに、「もうお片付けしていいかな?」「ごちそうさまする?」などと声をかけてみましょう。

声かけの後、食べようとすればもう少し食べさせてあげて、それでもどこかへ行ってしまったり、「いらない」などと言ってきた場合は、その時点でおしまいにします。
ママが追いかけて食べさせると、追いかけっこ状態で遊びの延長となってしまい、ますます座らなくなります。

離乳食以外の時間でも、座る習慣をつける

離乳食の時間に座らないのであれば、その他の時間で座る習慣や練習をしてみるのも良いですよ。
絵本の読み聞かせているときや、テレビを見ているとき、どんなときでも構いませんが、離乳食以外の時間でも意識することで、少しずつ座れるようになっていきます。

会話を楽しみましょう

赤ちゃんは会話のやり取りが大好きです。
離乳食中も、「上手に食べられたね。」「にんじんさん、美味しいね。」「次はなにを食べたい?」など、ママやパパと会話をしながら楽しい時間にすることで、最後まで座っていられるようになりますよね。

 

離乳食におすすめの椅子ランキング

離乳食で使う椅子は、ハイチェアやローチェアなど、素材や大きさもさまざまでたくさんの種類に迷ってしまいますよね。
1人で座って食べるようになると、きちんと足が床につく椅子が良かったり、家族と目線が一緒になるハイチェアの方が良かったり、家庭によって椅子のデザインも変わってきます。

離乳食中に座らない赤ちゃんも、お気に入りの椅子があったら喜んで座ってくれますよ。
そこで、離乳食におすすめの椅子をランキング形式で発表しちゃいます。是非、お気に入りの椅子を見つけてみてくださいね。

1.Bumbo(バンボ)ベビーソファ

腰がすわる前の赤ちゃんでも、正しい姿勢で座れるようにフィットした、安定感のあるフォルムです。
汚れてしまっても、表面加工されているので、さっと拭くだけで簡単に汚れを落とすことが出来ます。
柔らかい素材で軽量なのに、専用腰ベルト付きでしっかり赤ちゃんを固定できます。カラーは11色。

対象月齢:首が据わる時期から14ヶ月頃まで
適応体重:約10kgまで

2.BabyBjorn(ベビービョルン)ハイチェア

テーブルがお腹にそってぴったりと保持していて、余計な隙間がなく、立ち上がりにくいので安心安全です。折りたためるので、コンパクトに収納が出来ます。
片手でロックが出来る簡単機能やテーブルが取り外せるので、衛生面もばっちりです。カラーは2色。

対象月齢:生後6ヶ月~3歳頃まで

3.Richell(リッチェル)2WAYごきげんチェア

ローチェアとハイチェアの両方で使える2WAYタイプです。机・椅子に左右されないので、場所を選ばず使うことが出来ます。

そして、成長に合わせて座面の高さも2段階で調節することが出来ます。
取り外しが出来るテーブルや、固定ベルトも簡単に取り付けられ、抗菌加工されているので衛生的です。カラーはパステルの3色です。

対象月齢:生後7ヶ月頃~5歳頃まで
適応体重:約20kgまで

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

離乳食中に座らない原因と対策方法が分かれば、今までよりもスムーズに離乳食を進めていけます。
そして、赤ちゃんに合った椅子とともに快適な離乳食の時間を作ってあげましょう。
是非、参考にしてみてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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