気になる食材離乳食の基礎知識

赤ちゃんに生野菜はいつからOK?開始時期とおすすめの野菜

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赤ちゃんが成長するとともに、少しづつ進めてきた離乳食も幼児食へとステップアップし、徐々に大人と変わらない食事が出来るようになってきますよね。

子どもも大人の食事に興味を持って、サラダなどの生野菜の乗ったお皿を手に取ったり…。ママにとっても生野菜の方が栄養の多いものもあるし、出来れば生野菜を一緒に食べたいですよね。

しかし「そろそろ生野菜もあげたいけれど、離乳食って加熱が基本だったし、いつから生野菜をあげてもいいんだろう…。」と迷うママもいるかと思います。

そこでこの記事では赤ちゃんに生野菜はいつからあげていいのか、またどんな野菜であれば赤ちゃんでも食べられるのか、現在3児育児中の私の実体験を交えて紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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生野菜はいつから?早すぎるとNGな理由とは

では、生野菜はいつからあげても大丈夫かと言いますと、1歳を過ぎて離乳食が完了期に進んだ時期が目安となります。また、奥歯が生えてくると野菜を噛みつぶせるので1歳を過ぎた頃で、奥歯が生えてきたら生野菜にチャレンジしても良いタイミングです。

「子どもも欲しがっているし、もっと早い時期からあげちゃダメなのかな…。」と思うママもいるかもしれませんが、次のような理由がありますので生野菜を早い時期にあげるのはあまりおススメ出来ません。

雑菌の感染リスクが高まる

一見して見た目がきれいな食材や調理器具でも雑菌が存在しており、大人にとっては口にして大丈夫な菌であっても、まだまだ抵抗力の弱い赤ちゃんが口にすると食中毒を起こす可能性があります。

特に加熱しない生野菜はこのリスクが必然的に高くなりますので、1歳位までは生で食べられる野菜でも加熱してあげた方が感染リスクが低くなります。

噛みにくく飲み込みにくい

生野菜は歯ごたえがあり繊維が固いものが多いので、歯が生える途中で本数が少ない赤ちゃんにとってはかみつぶすのが難しく、そのまま飲み込んでしまい喉に引っかけてしまう可能性があります。

内臓機能が未熟で消化しにくい

赤ちゃんは胃腸の機能がまだまだ未熟ですので、繊維の多い生野菜は下痢をしたり体への負担がかかります。月齢が小さければ小さいほど消化しづらいので早い時期に生野菜をあげるのはおすすめできません。

このような理由で早い時期からの生野菜はおすすめできません。また、1歳頃のお子さんは発達や発育の個人差が大きいので1歳を過ぎたからといってすぐ生野菜をあげるのではなく、離乳食の進み具合や歯の生え具合、お子さんの機嫌を見て少しずつ生野菜にチャレンジしていきましょう。

アレルギーなどの心配もありますので、初めて食べさせてあげた後は今までの離乳食と同様にお子さんの様子に注意してください。

 

教えて!赤ちゃんでも食べやすい生野菜

1歳を過ぎればあげても大丈夫な生野菜ですが、生で食べられる野菜って沢山あるし、どんな野菜であればあげてもいいのかわからないですよね。ここでは、特に赤ちゃんが食べやすい生野菜をどのようにしてあげればいいかを具体的に紹介します。

トマト

種や皮は消化しにくいので最初にあげる時には皮を剥いて種を取って食べやすい大きさにしてあげると子どもも食べられます。私も現在3児の育児真っ只中ですが、上2人の最初の生野菜はトマトでした。

半分に切ってスプーンで種をくりぬくと簡単です。子どもたちも甘みがあるせいか喜んで食べてくれて、ミニトマトもよく食べていました。

きゅうり

きゅうりは皮を剥いてスティック状にしてあげると子どもも食べやすくおすすめです。

我が家では1歳過ぎた時期が夏でちょうど旬の時期でしたので、トマトとコンビであげていました。1歳2か月頃からは皮を剥かずスティック状にしたものを手づかみでよく食べていました。

きゅうりだけでそのままあげて食べなかった場合はポテトサラダなどに混ぜ込むと子どもも食べやすいのでチャレンジしてみても良いです。

ただし、生のきゅうりについては口の中がむず痒くなったり痛みが出る口腔アレルギーが出る可能性がありますので初めてあげる際は、少量から様子を見た方が良いそうです。

レタス

アクが少なく柔らかいので子どもでも食べやすい食材です。葉先はそのまま食べてもシャキシャキして食べやすいですし、芯の部分はスティック状にすると子どもも食べやすいです。

他にも様々な野菜がありますが上の3つはクセも少なく子どもでも食べやすいので最初の生野菜としておすすめです。

また生でよく口にする人参やキャベツなども生で食べる事は出来ますが、歯ごたえがあり固く、子どもにはまだ固く消化しづらいので、もう少し大きくなってから薄く千切りしたものをあげてみましょう。

 

まとめ

生野菜を食べられるようになると子どもも大人と一緒のものを食べられて嬉しいし、ママも嬉しいですよね。生野菜だからと躊躇することはありません。

注意するところは気を付けてお子さんと食事の時間を楽しんでみてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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