可愛い我が子のためとはいえ、毎日の離乳食づくりって結構大変ですよね。
「できるだけ手作りの離乳食を食べさせてあげたいけど、毎日となると疲れてしまう」
「自分の体調が悪い時や、風邪を引いたときの離乳食づくりが大変」
「仕事をしていると忙しくて作る時間がない…」
そう思っているママさんもいるのではないでしょうか。
そうですよね。よくわかります。
食事のたびに離乳食を用意するのは、時にはめんどくさいと思ったり、疲れちゃうときだってありますよね。
そんなときにママを助けてくれる方法があるんです。
それが、離乳食をフリージングするという方法です。
離乳食を多く作りすぎた時や、余裕のある時に多めに作ってフリージングしておけば、ママが忙しい時や病気になって離乳食が作れないときでも、赤ちゃんに手作りの離乳食を用意してあげることができますよ。
そこで今回は、離乳食のフリージングについて詳しくご紹介していきます。
正しいフリージングの方法を理解すれば、毎日の離乳食作りがぐんとラクになりますよ。
ぜひ参考にしてみて下さいね!
意外に簡単!正しいフリージングの方法とは
①離乳食を作って、粗熱をとる
離乳食を作るときは、新鮮な食材を使いましょう。
冷凍するとどうしても素材の味が落ちやすいです。いつも以上に食材選びには気を配りましょう。
買ってきて日にちの経過したものよりも、買ってすぐの食材を使うのがいいですね。
また、温かいままラップや容器で密閉してしまうと、中身が冷めにくく、雑菌が繁殖してしまう可能性がありますので、調理後はすぐに冷凍するのではなく、粗熱を取ることがポイントです。
②使いやすい量に小分けする
離乳食を冷凍するときは、1食分ずつなど使いやすい量に小分けにして冷凍することをおすすめします。
- だし汁や離乳食初期の少量しか使わないお粥や野菜のペーストなどは、製氷皿
- 食べる量が増えてくる中期以降のお粥やゆでたうどんなどは、フタつきの密閉容器
- ホワイトソースやミートソースなどは、フリーザーバッグ
- ハンバーグなどは、ラップ
と、それぞれ使い分けると便利です。
大切なのは、空気に触れないようしっかりと密閉させることです。
ラップや製氷皿を使って冷凍した場合には、フリーザーバッグなどに入れて保存するようにしましょう。
また、保存容器やフリーザーバッグを使って冷凍する場合は、容量いっぱいまで入れずに8分目程度までを目安にしましょう。
冷凍すると、膨張して容器や袋の破損に繋がります。
③日付や食材名を記入する
食材を冷凍する際には、必ず日付や食材名を書いておくようにしましょう。
いつ作ったものか、分からなくなるのを防ぐためです。冷凍していても、食材は劣化していきます。
知らず知らずのうちに赤ちゃんに古い離乳食を食べさせていた、なんてことになってはいけませんよね。
④速やかに冷凍する
離乳食の品質を保つためには、いかに素早く冷凍するかがポイントになります。
薄くのばすなどして、冷凍にかかる時間を少しでも短縮することで味や食感の劣化を最小限に抑えることができます。
急速冷凍機能があるなら、ぜひ利用しましょう。
冷凍した離乳食の解凍方法と注意点
続いて、冷凍した離乳食の解凍方法と注意点についてご説明します。
せっかく正しい方法で冷凍した離乳食も、間違った解凍方法では台無しになってしまいます。
冷凍するときと同様、正しい解凍方法についてもきちんと理解しておきましょう。
①自然解凍は絶対しないこと
冷凍庫から出した離乳食を常温で放置すると、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
必ず加熱調理するようにしましょう。
②レンジで解凍
レンジを使えば、簡単に加熱解凍ができますので忙しい時など大変便利です。
ただし、加熱時間が長いと水分が蒸発してしまいますので温めすぎには注意です。
特に少量の離乳食を解凍する時には水分が蒸発しやすいため、水分の少ないものは水やだし汁を加えてから加熱するようにするといいですよ。
温めムラを防止するためにも、時々かき混ぜながら加熱することもおすすめします。
③お鍋で解凍
お鍋で解凍する場合は、量が少ない場合は焦げやすいので小さめのお鍋を利用すると便利です。
お粥などは、少量の水を加えてお鍋で加熱するとレンジを使うよりふっくらしますよ。
味噌汁やスープなどは、解凍しながら新たな食材を追加して加熱することもできるため、アレンジしやすいのもメリットです。
④1週間を目安に使い切る
冷凍した離乳食は、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
あまり長く冷凍保存しておくのは、衛生的におすすめできません。
そのため、1度に多く作りすぎると使い切れないことがありますので、作り置きするときには注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
いくつかの注意点に気をつければ、離乳食のフリージングはとっても簡単で、忙しいママの離乳食づくりの強い味方になってくれそうですね。
今回ご紹介した離乳食のフリージング方法を実践してもらうことで、少しでもママの離乳食作りの負担軽減に繋がれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント