進め方離乳食の基礎知識

離乳食が2回食になるタイミングは?量や硬さの注意点と進め方

※当ブログでは、記事内に広告が含まれています。

離乳食がだんだんと進んできて、1日1回食にも慣れてきたころ、「そろそろ1日2回食へ切り替える時期かな?」と思っていても、どのタイミングで2回食へ切り替えたら良いのか悩んでしまいますよね。

そこで!離乳食を1回食から2回食へ切り替えるベストなタイミングや、離乳食の量・硬さの目安をご紹介していきます。

スポンサーリンク

2回食へ切り替えるタイミングはコレ!気を付けるポイント

離乳食を1回食から2回食へ切り替えるタイミングは、5つの条件がクリア出来ているかがポイントとなってきます。項目を確認して、お子さんがきちんと当てはまっているのか、チェックしてみましょう。

  1. 1回食の離乳食を喜んで食べている。
  2. ペースト状(ポタージュ状)の離乳食を上手にごっくんと飲み込むことが出来る。
  3. 主食のお粥以外にも、野菜や果物、タンパク質の食材を食べることが出来る。
  4. 離乳食を食べたあと、母乳やミルクもしっかり飲むことが出来て、身長や体重が順調に伸びている。
  5. 1日の生活リズムが整ってきている。

いかがだったでしょうか?

「生後6ヶ月になったら必ず2回食に切り替えなくてはいけない。」というわけではなく、あくまでもお子さんのペースに合わせて進めていきましょう。
1回食が順調に進んでいない場合でも、1回食に慣れるまでは焦らずにゆっくりと進めていってあげてくださいね。

 

2回食ってどんな時期?離乳食の量や硬さの目安は?

2回食ってどんな時期?

離乳食初期となる「ごっくん期の後半」に差しかかる2回食は、離乳食中期となる「もぐもぐ期への練習期間」となります。

だんだんと食べることにも慣れてきたころに、栄養バランスや離乳食の時間を意識しながら進めていくことがポイントとなります。
午前と午後の決まった時間に離乳食を食べさせることで、空腹と満腹のリズムを体で覚えていく大切な期間です。

離乳食の量は?

2回食になったからと言って、急に量が増えるわけではありません。
あくまでも、1日に2回の食事をすることに意味があります。

離乳食が1回食から2回食となり、「急に食べる量が減ってしまった」なんてことも良くある話なんですよ。
そして、初めて食べる食材は今まで通り、全て小さじ1の量から慣らしていきましょうね。

2回食1回分の目安量は?

離乳食はお子さんのペースが第一です。あくまでも目安量ですので、参考程度に知っておいてくださいね。

  • にんじん…10g
  • トマト…10g
  • ほうれん草…10g
  • かぼちゃ…10g
  • バナナ…20g
  • りんご…5g
  • とうふ…30ml
  • たい…10g
  • しらす干し…10g

離乳食の硬さは?

2回食の場合、離乳食が1回食のころよりも、水分を徐々に減らしていきます。
理想的な硬さは、マヨネーズのようなベタベタ状になるくらいの硬さになります。

また、なめらかな食感だけでなく、少しざらつきのある食感に挑戦してみましょう。
やわらかく茹でた後、すりおろして、少しつぶつぶ食材が残るくらいにするのがおすすめです。

野菜や果物は、すりおろしやすいので積極的に取り入れてみてください。
お子さんが食べにくそうな場合は、お粥と混ぜてみたり、片栗粉でとろみをつけてみたり、工夫をしながら進めていきましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

1日2回食になると、離乳食が始まったばかりの1回食のときよりも、食べられる食材が増えてきますよね。
そして、食材自体の食感や食べる量もだんだんと楽しむことが出来てきて、より食事らしさが増していきます。

離乳食の1回食から2回食へ切り替えるポイントに気を付けながら、離乳食を進めていきましょう。
是非、参考にしてみてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

きいママをフォローする

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました