初期進め方離乳食の基礎知識

栄養士ママが伝授!離乳食初期の進め方とメニューの実例【写真あり】

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こんにちは!栄養士ママのきいママです。もうすぐ離乳食がスタートしますね。これまでは赤ちゃんの成長に合わせて、ミルクの量を増やしてきましたが、離乳食はどうやって進めていったらいいのでしょうか。

「何から食べさせればいいの?」「野菜やお肉はあげてもいいの?」と分からないことがたくさんでてきますよね。

そんな疑問を解決するために、この記事では初めの1ヶ月間の具体的な進め方と、私が娘のために作った献立をご紹介していきます。

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いよいよ始まる離乳食!初期の進め方と注意点

ミルクしか飲んだことのない赤ちゃんにとって、初期の1ヵ月はとてつもない成長の期間です。この大切な1ヵ月、一体どうやって進めていけばいいんでしょうか?

初めてのことでドキドキするママも多いはず。私もその一人でしたので、気持ちがよ~く分かります。ここからは、ママのための具体的な進め方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

離乳食初期は5、6か月ごろのことをいい、ごっくん期ともよばれます。まだ歯が無い赤ちゃんも多いので、食べるというよりも飲み込むというイメージです。

ミルクを飲むのと違うところはスプーンから食べるということ。硬さはポタージュ、もしくはヨーグルトぐらいを目安にしてください。

初めて食べるものはおかゆです。10倍がゆ(お米1に対して水が10)とよばれるもので、ほぼ水分の柔らかいおかゆなんですよ。これをすりつぶして裏ごししたものからスタートしていきます。

量は1さじからはじめます。離乳食でよく「1さじ」とでてきますが、具体的な量も知りたいですよね。これは小さじ1のことで約5ccです。赤ちゃんに食べさせるスプーンでは4~5口分くらいにあたります。

1週目 スプーンに慣れる

10倍がゆ1さじを2~3日つづけて、問題無ければ次は2さじに増やします。1週目はこうしておかゆだけで進めていきます。2週目 おかゆにプラスして野菜もスタート

目安量「おかゆ3さじ+初めての野菜1さじ」

初めての野菜におすすめなのはにんじんです。柔らかく、甘味があって赤ちゃんも食べやすいのでおすすめ。そして何より潰したり裏ごしするのが楽なのがポイントです!

これを2~3日続けます。赤ちゃんの調子がよければ、同じようにして次の新しい野菜へと進めていきます。

この時期によく使われる野菜は、ほうれん草やかぼちゃ、じゃがいもなどがあります。

ほうれん草は裏ごしがちょっと面倒なんですよね。量もかなり少なくなるのでもったいないような(笑)まとめて作って冷凍していましたが、裏ごししなくてよくなるまではうちでは出番が少なかったです。

少しずつ野菜になれてきたら、野菜の量を2さじに増やしてみてください。1さじずつ、2種類にしてもいいですね。

3週目 たんぱく質にも挑戦してみよう

目安量「おかゆ4さじ+野菜3さじ+たんぱく質1さじ」

初めてのたんぱく質におすすめなのが、お豆腐。これもまた潰すのが楽なんです!決して潰すのが楽なだけでおすすめしているのではないですが、ママの調理が楽なのも大事なポイントの1つです。

最初はなめらかな絹ごし豆腐を選ぶと赤ちゃんも食べやすいです。使うときは、湯通ししたりレンジで加熱するのをお忘れなく。豆腐の次は白身の魚をあげてみましょう。タイやヒラメなどがおすすめです。ゆでてこまかくすりつぶします。そのままだとちょっとパサパサするので、おかゆに混ぜると食べやすいですよ。

しらすも使えますが塩分が多いので、お鍋で1~2分茹でて塩を抜いたあとに使ってくださいね。

4週目 食事らしくなってくるのでアレンジをしてみて

目安量「おかゆ5さじ+野菜4さじ+たんぱく質2さじ」

量もしっかり食べられるようになってきます。おかゆに野菜や魚を混ぜたり、野菜と豆腐を合わせたりするだけでも、気分が変わりますよ。

どんなものなら食べられるのか知りたいときは、市販のベビーフードを一度使ってみるといいですよ。月齢別になっているのでその時期に適した硬さや食べられるものがよく分かります。私も献立を作るときは、ベビーフードを参考にすることがあります。

注意点

  • 初めての食材は1日1つまで。アレルギーの心配があるので1さじずつすすめる
  • 離乳食は午前中の病院があいている時間に。何かあったときすぐに行けるようにする。

 

 

離乳食初期のメニュー例「うちの子の場合」

この記事を書くために長女の思い出グッズを掘り出してみると、離乳食の記録が出てきました。授乳の間隔や離乳食の献立がびっしりと書いてあってびっくり。「こんなに頑張ってたんだな~」としみじみしました。

作ったものも毎日ではありませんが写真に残していました。弟くんは離乳食初期の途中で記録が止まってる…息子よごめん(笑)

ここからは頑張って離乳食を作っていた、長女の時のメニューを写真付きでご紹介します。

・1週目のメニュー例

1~3日目おかゆ1さじ 4~7日目おかゆ2さじ

・2週目のメニュー例

8日目 おかゆ3さじ、にんじん1さじ

11日目 おかゆ3さじ、ほうれん草1さじ

14日目 おかゆ3さじ、かぼちゃミルク1さじ

・3週目のメニュー例

18日目 おかゆ3さじ、ほうれん草1さじ、豆腐1さじ

・4週目のメニュー例

22日目 おかゆ4さじ、にんじん2さじ、じゃがいもミルク1さじ

28日目 おかゆ4さじ、にんじん3さじ、タイ1さじ

・初めの1ヶ月で食べられるようになったもの

おかゆ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、豆腐、タイ。

記録をみてみると、大体3種類くらいのメニューをローテーションで出しています。初期は食べる量も少なく、裏ごしなど手間がかかるので、まとめて作って冷凍していました。

長女はおかゆがあまり好きではなかったので、3週目は3さじ、4週目は4さじで進めています。食事後にしっかりミルクを飲んでいたので、嫌がるものは無理に食べさせませんでした。この時期は「食事に慣れること」「食事を楽しむこと」を目標にしてくださいね。

 

 

まとめ

離乳食の進み具合は赤ちゃんによって様々。ご紹介したスケジュール通りでなくても心配しなくて大丈夫です。

赤ちゃんの成長のペースに合わせて進めてあげてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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