気になる食材離乳食の基礎知識

離乳食にチーズはいつから使える?どんな種類ならOK?

※当ブログでは、記事内に広告が含まれています。

みんなが大好きな「チーズ」!
「離乳食には、いつから使えるんだろう?」って気になりますよね。

チーズが食べられるようになれば、離乳食のレシピの幅も広がります。
なにより、チーズの栄養は「牛乳の10倍」もあるんです!とても魅力的な食材ですよね。

そんな多彩なチーズがいつから使えるのか、どんな種類のチーズなら食べられるのかをご紹介していきます。

スポンサーリンク

赤ちゃんにチーズはいつから?時期別のおすすめもご紹介!

離乳食のチーズが、いつから食べられるようになるのか気になりますよね。
チーズは「離乳食初期(生後6ヶ月頃)」から食べられるんです。ただし、チーズの種類によっては食べられない場合もあるので、注意が必要となります。

離乳食の時期別に、おすすめのチーズをご紹介していきます。

離乳食初期~中期におすすめ

  • カッテージチーズ

離乳食後期~完了期におすすめ

  • カッテージチーズ
  • モッツァレラチーズ
  • プロセスチーズ
  • クリームチーズ
  • パルメザンチーズ

種類別チーズの特徴や離乳食で使うときの注意点

離乳食で使える「おすすめのチーズ5種類」の特徴や、離乳食に取り入れる場合の注意点をご紹介します。
赤ちゃんの身体の発達具合や、塩分・カロリーに気を付けながら、取り入れていきましょう。

カッテージチーズ

エネルギー…105カロリー
タンパク質…13g
脂質…5g
食塩相当量…1.0g
(100gあたりの栄養)

カッテージチーズは、生乳から乳脂肪分を取りのぞいた脱脂乳を原料に作られたチーズです。
あらゆるチーズの中で脂肪分や塩分が少ないので、比較的小さな月齢から食べることが出来ます。

離乳食初期から食べることが出来るのですが、市販のカッテージチーズよりも、食塩無添加のカッテージチーズを手作りしてあげることをおすすめします。家庭でも簡単に作ることが出来るんですよ。

モッツァレラチーズ

エネルギー…276カロリー
タンパク質…18g
脂質…20g
食塩相当量…0.2g
(100gあたりの栄養)

モッツァレラチーズはイタリア産チーズの一種で、軟質チーズに含まれるフレッシュチーズの中でも、熟成を行わないチーズです。

塩分はとても少ないチーズなのですが脂質が高いため、離乳食中期から食べることをおすすめします。
離乳食後期に食べさせる場合でも、与える量は少量にしましょう。

プロセスチーズ

エネルギー…339カロリー
タンパク質…23g
脂質…26g
食塩相当量…2.8g
(100gあたりの栄養)

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを粉砕・加熱溶融し、乳化したチーズです。
チーズの中でも有名な「6Pチーズ」は、プロセスチーズに当てはまります。
塩分や脂質が多いので、そのまま与えるのは離乳食後期になってからがおすすめです。とはいえ、少量にしてあげましょう。

クリームチーズ

エネルギー…346カロリー
タンパク質…8g
脂質…33g
食塩相当量…0.7g
(100gあたりの栄養)

クリームチーズは、生乳と生クリームから作られるチーズです。
非常に脂質が高いので、早くても離乳食中期から与えるのがおすすめです。
出来れば、離乳食後期から少量を味付けの感覚で食べさせてあげましょう。

パルメザンチーズ

エネルギー…475カロリー
タンパク質…44g
脂質…31g
食塩相当量…3.8g
(100gあたりの栄養)

パルメザンチーズは、長い間熟成させているので水分が少ない硬質なチーズです。
粉チーズといえば、パルメザンチーズですね。パラパラ~っと少量かけるだけでも、塩分や脂質が凝縮されているのが分かる味ですよね。
なので、赤ちゃんに与える場合は離乳食中期は風味付け、離乳食後期も少量にしておきましょうね。

 

どれくらいの量をあげたらいいの?美味しいチーズは食べ過ぎ注意!

種類別チーズの目安量(1日)

  • カッテージチーズ…10gまで
  • モッツァレラチーズ…10gまで
  • プロセスチーズ…1かけら分まで
  • クリームチーズ…小さじ1まで
  • パルメザンチーズ…風味付け程度、ごく少量

基本的に、チーズは「塩分」「タンパク質」「脂質」が多い食材です。
一度にたくさんの量を食べることは、赤ちゃんにとって、とても負担が大きくなります。
なによりチーズ以外にも、塩分やタンパク質、脂質を含む食材を同時に食べる場合は、他の食材とのバランスを意識しなくては多量摂取となってしまいます。

そのため、1日に摂ることのできる「塩分・タンパク質・脂質」の目安量を把握しておくと、離乳食を進めやすくなりますよ。

塩分の目安量(1日)

  • 離乳食初期…0~1g
  • 離乳食中期…2g
  • 離乳食後期以降…3g

タンパク質の目安量(1日)

  • 離乳食初期…5~10g
  • 離乳食中期…10~15g
  • 離乳食後期…15g
  • 離乳食完了期…15~20g

脂質の目安量(1日)

  • 離乳食初期…0~1g
  • 離乳食中期…2~2.5g
  • 離乳食後期…3g
  • 離乳食完了期…4g

離乳食初期から食べられる!カッテージチーズの作り方

離乳食の初期から完了期まで食べることが出来る、「カッテージチーズ」の簡単レシピをご紹介します!
是非、手作りのカッテージチーズで塩分を抑えて、身体に優しい食材を食べさせてあげましょう。

用意する食材

  • 牛乳…200g
  • レモン汁…20g

作り方

  1. 耐熱容器に牛乳を入れて、600wの電子レンジで1分40秒加熱します。
  2. 加熱した牛乳にレモン汁を入れて、15分ほど置いておきます。このとき、牛乳が分離していきます。
  3. 15分ほど経ったら、キッチンペーパーまたは布巾をひいたザルで濾していきます。
  4. 濾したチーズを冷蔵庫で30分ほど冷やせば、カッテージチーズの出来上がりです。

※冷蔵庫での保存期間は、1週間が目安です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
栄養がたっぷりのチーズ。食べることが出来る時期や量に気を付けながら、様々なレシピに取り入れていきたいですね。
チーズは乳製品の1つです。アレルギーにも注意しながら少量ずつ食べさせてあげましょう。

是非、参考にしてみてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

きいママをフォローする

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました