気になる食材離乳食の基礎知識

離乳食でしらすやひじきが苦手な赤ちゃんに!美味しく食べられるレシピ。

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生後10か月を迎えると、カミカミ期と呼ばれている後期食を食べている赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
モグモグ期の中期食も卒業して、行きつつ、戻りつつ、さまざまな食材にも触れていることと思います。

離乳食作りの強い味方の、しらすやひじきもぜひ取り入れたい食材たちです。でも、なかなか思うように赤ちゃんが食べてくれない…。
そんなときって、誰しも必ずあるし悩んだりもしますよね。

この記事では、しらすやひじきを使ったレシピや栄養について、ご紹介します。
赤ちゃんが少しでも口にしてくれて、作り手の悩みも減っていけばいいなと思います。
参考にしてみてください。

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簡単!しらすやひじきを美味しく食べられる離乳食レシピ

しらすやひじきなど、どうしても口の中に残ってしまったり、舌ざわりが苦手な赤ちゃんも多いです。
小さくみじん切りにしたり、他の食材と組み合わせたりしましょう。

ひきわり納豆としらすの野菜和え

  • ひきわり納豆…10g
  • ほうれん草…10g
  • しらす…5g
  • しょうゆ…ほんの少し

ほうれん草は小さく切って茹で、しらすは湯通しをして余計な塩分を抜きましょう。
すべての材料を混ぜ合わせて、しょうゆでほんのり味付けしたら完成です。
納豆のねばねばのおかげで、のどごしも良くなります。ほうれん草は、小松菜やオクラなどにかえてもいいです。

しらすと青のりのだし軟飯

  • ごはん…大さじ3
  • かつおだし…大さじ5
  • しらす…5g
  • 青のり…少々

しらすは湯通ししておきます。ごはんとしらすをかつおだしで煮て、最後に青のりも混ぜ合わせたら完成です。
やさしいだしと青のりの風味がとってもいいですよ。

じゃがいもとしらすのおやき

  • じゃがいも…1個
  • しらす…5g
  • たまねぎ…5g
  • かつおだし…大さじ5
  • しょうゆ、砂糖…少々
  • 片栗粉…小さじ1
  • サラダ油…少々

しらすは湯通ししておきます。じゃがいもは小さく切って茹で、つぶして片栗粉を混ぜ合わせておきます。
みじん切りにしたたまねぎとしらすをかつおだしで煮て、砂糖と醤油で少し味付けをします。

つぶしたじゃがいもに、煮た玉ねぎとしらすを混ぜて小判型に成形します。フライパンにサラダ油を熱し、両面を焼けば完成です。
手づかみ食べにもちょうどいいです。

鶏ひき肉とひじきの豆腐ハンバーグ

  • 鶏ひき肉…30g
  • 塩…ひとつまみ
  • 豆腐…30g
  • パン粉…大さじ2
  • 戻したひじき…小さじ1
  • にんじん…10g
  • たまねぎ…10g
  • サラダ油…少々

みじん切りにしたたまねぎとにんじんを耐熱容器に入れ、少量のお水を加えてレンジで加熱後、冷まします。
ひじきもみじん切りにして、茹でこぼしておきます。豆腐とパン粉を混ぜて、パン粉をふやかしておきます。

鶏ひき肉に塩を加えてこねたら、サラダ油以外の材料をすべて加えて混ぜます。
フライパンにサラダ油を熱し、両面を焼いて水を加え、蒸し焼きにして火が通れば完成です。
豆腐でふんわり、ひじきもみじん切りにすることで食べやすくなります。

さつまいもとひじきの豆乳蒸しパン

  • ホットケーキミックス…100g
  • 豆乳…80ml
  • サラダ油…大さじ1
  • さつまいも…20g
  • 戻したひじき…小さじ1

さつまいもはコロコロにカットします。ひじきもみじん切りにし、茹でこぼしておきます。
ホットケーキミックスと豆乳、サラダ油をよく混ぜ、さつまいもとひじきも加え混ぜ合わせます。
カップに流して、15分ほど蒸したら完成です。

さつまいもや豆乳、ホットケーキミックスの甘味でひじきも一緒にパクパク食べられます。

 

栄養たっぷり!しらすやひじきを離乳食に使うメリット

栄養たっぷりのしらすやひじき。離乳食に取り入れることのメリットをお話しします。

しらすの栄養

「しらす」は、カタクチイワシやイカナゴと呼ばれる魚の稚魚のことをいいます。
しらすには、たんぱく質だけでなく歯や骨の形成に必要なカルシウムやビタミンDが多く含まれています。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあるので、一緒にとることで効果もアップします。

身体の中ではつくられず、食品から摂取する必要のある必須脂肪酸の「DHA」も含んでいます。
DHAは乳幼児の脳や神経の発達に、必要な栄養素といわれています。

身体をつくるたんぱく質やカルシウム、脳や神経に作用する栄養素を含むしらすは、どんどん成長する赤ちゃんの身体に欠かせない栄養素ということですね。

ひじきの栄養

ひじきは古くから食べられている海藻です。細かい「芽ひじき」と肉厚な「長ひじき」があります。
乾燥ひじきは栄養価も高く、牛乳より多いカルシウムと、神経の興奮を抑えたり血圧の維持をしてくれるマグネシウム、食物繊維や、皮膚や粘膜の健康を保ってくれるビタミンAも豊富に含まれています。

カルシウムはビタミンDと相性が良いので、ビタミンDを含むしらすと一緒に摂取すると、カルシウムの吸収もアップします。

ひじきに含まれる鉄分は非ヘム鉄といって、吸収されにくい鉄分です。
小松菜などに含まれるビタミンCや、大豆などのたんぱく質が吸収を助けてくれるので、一緒に摂取することを意識するといいですね。

ひじきが大きいと消化の負担がかかるので、赤ちゃんに食べさせるときは小さく切ってから調理に使うといいですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?成長に欠かせない栄養素を含んだしらすとひじき、上手に活用していきたいですね。
赤ちゃんの好きな食材と組み合わせたり、調理方法の工夫で食べるようになったりします。

せっかく作ったのに食べてくれない、栄養があるから食べてほしいのに、と思えば思うほど、作るほうも疲れてきちゃいます。
頑張りすぎないで、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんとの食事を楽しみたいですね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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