離乳食を卒業したら、次は「幼児食」!けれど、離乳食のレシピはたくさんあるのに、幼児食のレシピってなかなか知られていませんよね。
離乳食でもない、大人食でもない、そんな幼児食におすすめのレシピをご紹介していきます!離乳食から幼児食になったときに、気をつけておきたい5つのポイントも教えちゃいますよ。
離乳食の次は「幼児食」!おすすめレシピ3選
お豆腐ドリア
【材料(大人用1食分、子ども用1食分)】
- ごはん…食べられる分だけ
- 絹ごし豆腐…150g
- 好みの野菜…食べられる分だけ
※かぼちゃやさつまいも、にんじんなど甘味のある野菜がおすすめ - すりごま…少量
- 溶けるチーズ…好きなだけ
【作り方】
- 野菜をサイコロ状にカットして、シリコンスチーマーで柔らかくなるまで加熱します。(シリコンスチーマーが無くても、野菜が柔らかくなれば何を使っても大丈夫です。)
- 絹ごし豆腐をすりつぶし、なめらかなペースト状にします。ペースト状になったら、すりごまを加えておきましょう。
- 柔らかくなった野菜を、ごはんと混ぜ合わせていきます。
- (3)の上に、豆腐を平らに広げながら乗せていきます。
- 豆腐の上に溶けるチーズを乗せて、トースターで焼き色が付くまで焼いたら、出来上がりです。
※味付けが物足りない場合は、塩コショウやケチャップなど好みの調味料で味変してみてくださいね。
野菜たっぷりポトフ
【材料(子ども用4~6食分)】
- 無塩ソーセージ…4~6本
- にんじん…1本
- じゃがいも…1個
- 玉ねぎ…1個
- 固形コンソメ…1個
- 水…500cc
【作り方】
- ソーセージを好きな大きさにカットしておきます。
- にんじん、じゃがいもは、小さめの乱切りにカットします。たまねぎは、大きめにカットすると旨味が増します。その他、入れたい野菜があれば一緒にカットしておきましょう。
- カットした野菜を鍋に入れ、水を加えてフタをします。20分ほどグツグツ煮込みましょう。
- 煮込み終わったら、コンソメを加えて味を整えれば出来上がりです。
親子丼風ヘルシー卵とじ
【材料(大人用1食分、子ども用1食分)】
- 玉ねぎ…1/2個
- にんじん…1/3個
- 青ネギ…適量
- 卵…1個
- 豆腐…150g
- めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
- 水…200cc
【作り方】
- 玉ねぎは薄切り、にんじんは千切り、青ネギは小口切り、豆腐は1口大にカットします。卵は、溶いておきましょう。
- 小さめの鍋に、めんつゆと水と玉ねぎを入れて、中火にかけます。沸騰してきたら弱火にして、玉ねぎが透き通るまで煮ます。
- 豆腐を加えて一煮立ちさせたら、溶き卵を円を描くように流し入れて、菜箸などで軽く混ぜます。
- 鍋にフタをして卵に火が通ったら、器に盛りつけていきましょう。最後に青ネギで飾り付けて、出来上がりです。
幼児食で気を付けることは?
「幼児食」で気を付けたほうが良い5つのポイントをご紹介します。
1.薄味を意識して味覚を育てましょう
子どもの味覚は、大人の「2倍」と言われています。
濃い味にもあっという間に慣れてしまうので、一度濃い味に慣れてしまうと、薄味を受け付けにくくなってしまいます。
香辛料がたくさん使われている刺激の強いメニューや、調味料が必要以上に使われたメニューは、どうしても塩分が高めになってしまうので、高血圧や糖尿病などの原因となることもあります。
離乳食の延長線上で薄味を基本とすることで、素材そのものが持つ旨味や甘味が引き出され、調味料に頼らない豊かな味覚が育っていきます。子どもの味覚を育てる大切な時期なので、出来る限り薄味を保つことが大切です。
2.脂質の多い食事には注意しましょう
離乳食を卒業して、さまざまな食材を食べることが出来るようになってきた幼児食の時期は、ハンバーグや揚げ物など油分の多いメニューが子どもは大好きですよね。そして、ママから見ても「子どもが喜ぶ」「よく食べてくれる」メニューですよね。
そんな理由から、油分の多いメニューを作ることが多くなりがちです。
油分の多いメニューに加えて、チョコレートや甘いケーキなどをおやつで食べた日には、食事に加えておやつの脂質・糖質で、必要以上にカロリーを摂取することになります。
幼児期に必要なカロリーは大人の半分です。大人でもカロリーを摂り過ぎてしまいがちなので、気を付けましょう。
3.栄養バランスを意識しましょう
体に良い栄養素はわかっていても、毎食の栄養素を計算しながら作ることはママにとって大きな負担となってしまいます。
そのため、細かな栄養素ではなく、「食材同士のバランス」を意識したメニューにすることで、簡単にバランスの良い食事にすることができます。
バランスの良い食事にするためには、食事の基本となる「主食・主菜・副菜」を意識して取り入れましょう。
ごはん・パン・麺などのエネルギーとなる「主食」、肉・魚・大豆などのタンパク質となる「主菜」、野菜類・果物類などのビタミンやミネラルとなる「副菜」が全て揃っていると、バランスの良い食事になりますよ。
4.おやつを上手に取り入れましょう
幼児食の時期は、おやつも大切な栄養源です。おやつの時間は、普段の食事で不足しがちな栄養素やエネルギーを補給するために、有効活用していきましょう。
幼児食としてのおやつには、スナック菓子や甘いケーキ類のような一般的なおやつではなく、「おにぎり」や「芋類」「蒸しパン」などがおすすめです。甘いお菓子は、特別な日やご褒美として活用しましょう。
5.食べる楽しさやマナーも教えていきましょう
幼児食において大切なことは、
- 食事が楽しいと思えるような環境であること
- 自分で箸やスプーンを使って食べること
- 正しい姿勢で行儀よく食べること
です。
離乳食は「食べる練習」をする期間でしたが、幼児食の時期は、食事のマナーを教える大切な時間でもあるんです。
子どもは「楽しい」ことや「嬉しい」と感じることには、とても意欲的です。そんな楽しい環境の中で、マナーも自然と身に付けられたら有意義な時間となりますよね。
だらだら食べて過ごしたり、食わず嫌い・好き嫌いばかりという癖は付けないように気を付けましょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
幼児食といっても、離乳食を卒業したばかりで、まだまだ身体は未熟なままです。栄養バランスや衛生面を意識しつつ、楽しみながら、さまざまな料理を美味しく食べてもらいたいですね。
是非、参考にしてみてくださいね。
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