レシピ・作り方離乳食の基礎知識

3回食の朝は大変!離乳食の朝ごはんにおすすめの簡単メニュー

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生後9ヶ月になり、離乳食の3回食が始まると、食べることの出来る食材の数が増えてきます。
ただ、たくさんの食材を上手に取り入れた献立の組み方が難しかったり、結局は赤ちゃんの好みの食材だけを使ったいつものメニューになってしまって、「マンネリ化」なんてこともしばしば。

特に、時間のない朝ごはんのメニューは、同じメニューになりがちですよね。

そこで!時間がなくてマンネリしがちな朝ごはんにおすすめの離乳食メニューをご紹介します。
「毎回、同じメニューでも大丈夫なの?」といった、疑問にもお答えしちゃいますよ。

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共働きママ必見!簡単・時短な赤ちゃん用朝ごはん

パパっと簡単に作れて、栄養満点の朝ごはんにぴったりなメニューをご紹介します。

じゃがいもとしらすのおやき

材料(15枚分)

  • じゃがいも…大1個
  • しらす…10g
  • 青のり…適量(無くても可)
  • 片栗粉…小さじ1

作り方

  1. 皮を剥いたじゃがいもを、水にさらしてアクを抜きをしてから、柔らかくなるまで茹でておきます。
  2. じゃがいもを茹でている間に、しらすを熱湯に5分ほどさらして塩抜きをします。
  3. じゃがいもが茹で上がったら、マッシュポテトのようになるまで潰します。
  4. 潰したじゃがいもに、塩抜きしたしらすと青のり、片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
  5. 好みの大きさに成形して、弱火のフライパンで両面に焼き色が付くまで焼けば出来上がりです。

※じゃがいもとしらすのレシピを紹介しましたが、かぼちゃやツナ、鮭やにんじん、りんごなど様々な食材で作ることが出来るので、マンネリ防止にもなりますよ。
残ったおやきは、冷凍保存が出来ます。

バナナフレンチトースト

材料(手づかみサイズ4枚分)

  • バナナ…1/2本
  • 牛乳…大さじ1~2
    ※豆乳や粉ミルクでも代用可能
  • 食パン(6枚切)…1/2枚

作り方

  1. ボウルにバナナを入れて、フォークなどで細かく潰します。
  2. (1)のボウルに牛乳と食パンを加えて、食材がなじむように混ぜておきます。
    このとき、食パンは耳を取って、食べやすいサイズにちぎりながら加えましょう。
  3. 熱しておいたフライパンに、(2)の生地をスプーンなどで流し入れて、弱火で3分ほど焼きます。
  4. 焼き色がついたら裏返して、両面焼いていきます。
  5. 両面とも焼き色が付いたら、出来上がりです。

野菜たっぷり煮込みうどん

材料(5食分:1食80g)

  • だし汁…500ml
  • うどん…1玉
  • にんじん…1/2本
  • 小松菜…葉部分のみ3束分
  • たまご…1個
  • 醤油…少量

作り方

  1. かつおや昆布など、好みのだし汁を500ml用意します。
  2. うどん、にんじん、小松菜を、好みのサイズに刻みます。小松菜は、下茹でしておきましょう。
  3. (1)のだし汁に、にんじん、うどん、小松菜の順に入れて、約10分煮込みます。アクが出る場合は、しっかり取り除きましょう。
  4. にんじんが柔らかくなったころに、溶き卵を回し入れます。
  5. たまごにしっかりと火が通ったら、醤油でほんのりと風味付けをして、出来上がりです。

※とろみをつけると、食べやすくなります。残ったうどんは、汁ごと冷凍保存できます。

 

赤ちゃんの朝ごはん。いつも同じで大丈夫?

3回食になると、食事の量も増えてきますし、なにより1日に何回も離乳食の準備をしなくてはいけなくなります。なかでも、1番忙しい時間帯に作らなくてはいけない朝ごはんは、同じメニューになりがちです。

ですが、食材をふんだんに使った料理本に載っているようなメニューを、常日頃から作る必要はありません。
赤ちゃんが美味しく食べてくれているのであれば、たとえ同じ朝ごはんのメニューであっても「全く問題ありません」。

もちろん栄養を考えると、毎回違う朝ごはんのメニューを食べることが理想的です。
ただ、赤ちゃんにとって離乳食は、「食べることに慣れる」ためのものです。

朝ごはんのマンネリ化を防ぐ3つの工夫

1.3回食が始まる離乳食後期は、大人が食べる料理から薄味の食材を赤ちゃん用に「取り分ける」ことが出来ます。

2.時間があるときに離乳食のストックを多めに作っておいて、「冷凍保存」をしておくのも便利です。
冷凍保存した離乳食は、食べたいときに再加熱すればすぐに食べることが出来ます。
身支度をしている間に朝ごはん用の離乳食を温めておけば、時短にもなりますよ。

3.ママが忙しいときや、疲れたとき、体調が悪いときに大活躍するのが、「ベビーフード」です。
電子レンジで温めるだけで1品が完成してしまう優れものですよね。
冷たいままでも食べることのできるベビーフードは、外出時や災害時の赤ちゃんのごはんにもなるので、とても優秀です。

気を付けるポイント

離乳食のメニューは同じであっても問題ないのですが、やはり気を付けたいのが「アレルギー」です。
特に、5大アレルゲン食品の「卵・牛乳・大豆・小麦・米」は、多量摂取を避けましょう。
アレルギー症状が出ない食材は、食べ続けても問題ありませんが、体調の悪い場合などには注意が必要です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

離乳食の朝ごはんは、いつも同じメニューを食べさせても問題ないことが分かったうえで、「今日は時間に余裕があるから、コレを作ってみようかな?」「今日は特に時間が無いから、ベビーフードに頼ろう!」など、その日その日にあった離乳食メニューで3回食を乗り越えていきましょう!

是非、参考にしてみてくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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