1歳を迎えると、もうすぐ離乳のゴールも見えてくるころです。
おかゆをすりつぶしたり、野菜を小さく刻んだりしていた頃が懐かしくなりますね。
赤ちゃんが一人でイスに座って、食事ができる環境は準備できていますか?
そろそろ赤ちゃんも、大人の食べているものや自分の食事に手を出すようになってきましたよね。
「こんなときって、何を食べさせてあげればいいの?」と思っているそんなあなたに、赤ちゃんが手づかみで食べやすい食材と、その食材を使った簡単なレシピをご紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
手づかみ食べにおすすめの食材リスト
ごはん
小さいボール状にしたおにぎりは、手でつかんで口に運びやすいです。
最近は100円均一などで、まんまるで一口サイズのおにぎりが一度に3個ほどできる、とても便利なグッズが売っています。
ラップで1個1個小さく握るのは大変なので、これは私も重宝したグッズです。
離乳食が終わってからも、一口おにぎりは食べやすかったようで、お弁当作りにも大活躍でした。
あまり大きいものにすると、口いっぱいになってしまうので大きさには注意しましょう。
細長く、筒状に握るのもつかみやすいですよ。
野菜
何も飾らない、素材の味って赤ちゃんには大事ですよね。
人参、大根、さつまいもなどの野菜を茹でたり、蒸したりしたものは、手づかみたべさせるのにもってこいです。
まずはコロコロに切ってあげて、慣れてきたらスティック状にしてあげましょう。
前歯で噛んで、一口で入れられる量も徐々にわかってきます。
食パン
切ってすぐ出せるのはもちろん、ジャムサンドなど味のアレンジができるのもいいところです。
おやき
じゃがいも、かぼちゃ、さつまいもをベースにしたものから、小麦粉を使ったものまで、中身や組み合わせをかえてあげると、いろんな料理が楽しめます。
ホットケーキミックス
こちらもアレンジやバリエーションが幅広くきく、万能の食材です。
野菜やチーズを入れたり、蒸しパンにしたり、一日の足りない栄養素を補うおやつにもピッタリです。
簡単で美味しい!手づかみ食べの離乳食レシピ
ここからは、おすすめの食材を使った離乳食レシピをご紹介していきます。
簡単にできるものばかりで、アレンジも組み合わせも無限です。
きなこおはぎ風おにぎり
おはぎ風とは言っても、あま~いあんこは入りませんが…。材料は、ごはん、きな粉、砂糖です。
きな粉と砂糖は同量を混ぜ合わせて、丸めたごごはんにまぶせば完成です。
簡単ですが、我が家の子どもたちはこの味がとっても好きです。
茹でたマカロニや、蒸したかぼちゃ、やわらかく煮た大豆などにきな粉砂糖をまぶしても、手づかみ食べにちょうどいいですね。
にんじんのきんぴら
にんじんを1センチ幅の輪切りにしてから、1センチ角の拍子木切りにします。
小鍋で少しの砂糖と、香りづけ程度のしょうゆでやわらかく煮ます。
手でつかんでもボロボロ落ちないので食べやすく、付け合わせにもピッタリです。
ぐるぐるサンド
食パンにお好きなジャムやスライスチーズをのせて、ぐるぐると巻いてラップでしばらく固定します。
少ししてからラップをはずして一口大に切ります。
さつまいもや、かぼちゃを茹でてつぶしたものを牛乳でのばした、野菜ペーストをジャムがわりにもできます。
見た目もとっても可愛いです。
じゃがいもの青のりしらすお焼き
じゃがいも(1個)を適当な大きさに切って茹で、潰します。
熱いうちに片栗粉(小さじ1)を加えよく混ぜ合わせます。
湯通しをしたしらす(大さじ1)と青のりも混ぜて、小判型に成型します。フライパンに少量の油をひいて、両面焼いたら完成です。
お焼きと、上で紹介したにんじんのきんぴらのセットが私の定番でした。
豆乳チーズ蒸しパン
ホットケーキミックス(100g)に、豆乳(80ml)とサラダ油(大1弱)を加えてよく混ぜます。
プロセスチーズ(2個)をコロコロにカットしたものを加えて、アルミカップに流し入れます。
蒸し器で12分ほど蒸したら完成です。
ホットケーキミックスで簡単に、卵も砂糖も使いません。
豆乳のおかげでほんのり甘く、ふんわり仕上がります。チーズの塩気とのバランスが絶妙ですよ。
そもそも手づかみ食べの何がいいの?
- 食べ物に興味を持ち、自分で食べる意欲が高まる。
- 手でつかんだ食べ物を口に運ぶ一連の手先の動作が、脳を刺激する。
- 熱い、固い、やわらかい、大きい、小さいなど、手で食材に触れることにより、五感が刺激される。
など、手づかみ食べには赤ちゃんの成長に必要な要素が、ギュッと詰まっているんですね。
まとめ
手づかみにおすすめの食材や、だれでも簡単にできるお手軽なレシピをご紹介しました。
今日は何を作ろうかな?と、日々成長する赤ちゃんのために食事を考える時間も、楽しいですよね。
材料や調理方法をかえたり組み合わせれば、何通りものレシピが誕生します。
たくさんの食材で、赤ちゃんの手づかみ食べを応援してあげましょう。
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