アレルギーの子の食事アレルギー対策

赤ちゃんにはちみつがダメな理由とは?1歳を過ぎたら本当に大丈夫?

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体によくて優しそうなイメージのはちみつ。それが赤ちゃんにNGだなんて!なんだか意外じゃないですか?なんとなく聞いたことはあるけど、それってどうしてダメなの?本当に1歳になったら食べてもいいの?気になりますよね?

この記事では、0歳の赤ちゃんにはちみつを与えたらダメな理由と、はちみつの意外な効能10選をお伝えしますね。どうぞ、参考になさってくださいね!

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0歳の赤ちゃんに蜂蜜がダメな理由とは?

それは、0歳の赤ちゃんがはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる恐れがあるからです。「ボツリヌス菌」という細菌が赤ちゃんの体の中で悪さをしちゃうんですね。

ボツリヌスって…はちみつの話題以外ではあまり聞かないですよね。

でもその菌自体は珍しいものではなく、土の中などにたくさんいる細菌なんです。大人だったら体内に入っても普通に消化されるので何も問題ありません。

でも0歳の赤ちゃんの場合、腸内環境がまだ未熟なので、もしも腸にボツリヌス菌が入ってしまうと腸が菌に負けちゃうんですね。菌はどんどん繁殖して毒素を作ってしまいます。その結果、赤ちゃんの健康をおびやかす恐れがあるということです。

もしもはちみつを食べてしまったら?症状は?

0歳の赤ちゃんがはちみつを食べたからと言って、必ず発症するわけではありません。もしも乳児ボツリヌス症に感染した場合は、摂取から3~30日後に症状が出始めます。

〈乳児ボツリヌス症の症状〉
  • 便秘
  • おっぱいやミルクを飲む力が弱くなる
  • 元気がなくなる
  • 動きが鈍くなる
  • 首のすわりが悪くなる
  • 息をしにくそうにする

など。

これらはほとんどの場合、ちゃんと治療すれば治ります。ただ、ごくまれに死にいたることがあることも事実!十分な注意が必要です。あてはまるようなことがあれば、すぐに受診してくださいね。

 

加熱したら大丈夫なの?加工品は?

ボツリヌス菌は熱にすごく強いので加熱しても死にません。家庭でのお料理法ではやっつけるのは残念ながら無理なんです。くれぐれも、1歳に満たない赤ちゃんの離乳食にはちみつを使わないよう気をつけましょうね。

市販されている加工品も、どんな温度で処理をしたものなのかわからないので菌が生きている可能性があります。

1歳になるまでは食べない方が安心です。思わずあげたくなってしまう蒸しパンやカステラなどもはちみつを使ったものもあるので要注意ですね。

怖がりすぎないで!はちみつには嬉しい効果がいっぱい10選!

0歳の赤ちゃんには気をつけないといけないはちみつですが、成長とともにお腹も発達して菌が入ってきても対処してくれるようになります。

1歳になったら晴れてはちみつデビュー!メジャーなところから意外なところまで、はちみつのいいところ10選をご紹介しますね。

1.これは有名どころ!のどにいい

はちみつの殺菌力でセキの原因となる菌を退治してくれたり、のどを保湿して乾燥から守ってくれます。

2.ふやせ善玉菌!免疫力がアップ

はちみつに含まれるグルコン酸やオリゴ糖が腸の善玉菌を増やしてくれます!善玉菌が多いと免疫力が高まって風邪をひきにくくなります。

3.傷の応急処置に!乳首の切れにも

はちみつの抗菌作用で傷口を清潔に保ち炎症をおさえます。ばんそうこうにはちみつを塗って傷口にあてておくと傷が早く楽になります。私も授乳中、ダメージを受けた乳首に塗っていました。赤ちゃんの口に入る部分なので薬品より安心でしたよ。

(注)乳首へ塗るのは赤ちゃんが1歳を過ぎてからお試しくださいね。

4.眠りの質が良くなる

朝はちみつを食べるとトリプトファンという栄養素がせっせと働き、夜に眠るためのホルモン=メラトニンを作ってくれるんです。夜自然に眠たくなるリズムを作ってくれます。

5.おねしょしにくくなる?!

おねしょの原因は脳の前頭葉が未熟なため。はちみつは前頭葉の発達を助けるのでおねしょ卒業を早めるなんていう説も!

6.あっという間に吸収!瞬時にエネルギーチャージ!

疲れた体にエネルギー源となるブドウ糖をすぐに吸収でき、すばやく力になってくれます。もちろん1日の始まりにもおすすめ。

7.ママに嬉しい!美容パックしてアンチエイジング

抜群の保湿力と抗酸化作用でママのキレイを手助けしてくれます。

やり方は簡単!顔全体に塗って、乾かないようにラップやローションマスクを重ねて3分。ローションを含ませたコットンで拭き取るとプルプル素肌に。

8.お口のケアができる

ビタミンや酵素のおかげで口内炎に塗ると改善されたり、舌の上にのせて全体に行きわたらせることで舌の汚れ(舌苔)のお掃除ができます。

9.血圧、コレステロール対策

カリウムを多く含んでいるので体内の余分な塩分をカット。血圧や血中コレステロールが上がるのを抑えてくれます。

10.ダイエットや冷え防止にも!

グルコン酸が豊富なので白砂糖を食べるより肥満防止を期待できます。また白砂糖は体を冷やすのに対して、蜂蜜は体を温める効果があるので冷え性対策にもなります。

いろいろといいことがありますね。しかし、はちみつが体にいいものでも、やっぱり摂りすぎはNGです。朝、昼、夜にスプーン1杯(10g)ずつ、1日で30gが目安です。

 

まとめ

はちみつは0歳の赤ちゃんには注意が必要ですね。

お誕生からしばらくはおあずけですが、1歳を過ぎたらいいことがたくさんなので、ぜひ家族みんなで取り入れたいですね。

 

この記事を書いた人

2歳と9歳の子を持つママです。下の子が食物アレルギー(三大アレルギーすべて!)なので、いかに美味しいものを食べさせてあげるか、日々奮闘しています。同じようにアレルギーのお子さんを持つあなたに、私の経験がお役に立てば嬉しいです。

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