赤ちゃんとの生活も落ち着いてきた頃に始まる離乳食。
離乳食って赤ちゃんの口に入るものだし、どうしても大人の食べ物より気を遣って用意しなければいけないイメージがありますよね。それに「赤ちゃんの食べるものだし、何を食べさせていいのか分からない…。」というママも多いはず。
そこでこの記事では離乳食の初期に赤ちゃんにあげていいものってどんなものがあるのか、そしてどのようにあげればいいのかを栄養別に分けて紹介していきます。
離乳食の初期は栄養を食事から摂取する事がメインではなくて、食べ物を飲み込んだり、味に慣れる事がメイン。ですので、どんな食材でも小さじ1から始めていき徐々に量を増やしていきます。食べないからと焦る必要もありません。
では、具体的に離乳食初期に向いている食材にはどんなものがあるのか、次から紹介していきます。ぜひ参考にしてお子さんと楽しい離乳食ライフを始めてくださいね。
初期に適した食材と与え方~エネルギー源、たんぱく質源編~
エネルギー源
離乳食の最初はエネルギー源の炭水化物が向いています。
離乳食初日は、米1に対して水10の割合で炊いた10倍粥をポタージュ状にすり潰したものを小さじ1から始めていきましょう。機嫌よく食べ、うんちも変わりがなければ2日目も同じく小さじ1あげてみます。3日目は小さじ2と1日おき位に徐々に量を増やしていきましょう。
パンや麺類も同じくエネルギー源ですがアレルギー予防の為にも離乳食に慣れてきた6か月以降がおすすめです。パンの場合は、塩分や油分の少ない食パンを4~5倍の水や粉ミルクを加えて煮てすり潰したパン粥を、麺類の場合は柔らかく茹でてすり鉢でなめらかにすりつぶしたポタージュ状のものから始めていきます。
タンパク質
10倍粥や野菜のペーストに慣れていき、ゴックンが上手になってきたらタンパク質の多い食材をあげてみます。
特にタンパク質の食材でおすすめなのがのどごしの良い絹ごし豆腐です。加熱してすり潰したものをこちらも同じく小さじ1から始めます。私の8か月の末娘も豆腐は食いつきがよく、私としても調理が簡単なので今でもヘビロテしまいます。また豆腐に慣れてきたらきな粉を10倍粥に混ぜてあげたりもしていました。
豆腐に慣れたら茹でて塩抜きしてすり潰したしらす、カレイや鯛などの白身魚にトライしても構いません。タラもあげやすいのですがアレルギーが出る可能性がありますので注意が必要です。タラも茹でてすり潰すのですが、私は市販のキューブ状のフリーズドライした製品をよく使っていました。
初期に適した食材と与え方~ビタミン・ミネラル源編~
最初の10倍粥にも慣れてきたらビタミンやミネラルを多く含む野菜にもトライしていきます。離乳食初期は人参や大根、カボチャやホウレン草、とうもろこしなど甘みのある野菜が赤ちゃんにも好まれるようです。
人参などの根菜類は皮をむいて茹でてすり潰したり、ホウレン草などの葉物は葉のみを茹でて水にさらしてペースト状にしてあげます。私はバナナやリンゴなどの果物類も加熱してペースト状にしてあげていたのですが、やはり美味しかったらしく即完食していました。
また、とうもろこしなどの調理が大変なものは瓶詰のベビーフードを活用していましたが子どもにもあげやすく重宝しました。
ついでに知りたい。離乳食初期の注意点
初めての食材だらけの離乳食初期ですのでアレルギーが出る可能性を踏まえて私は以下の事に注意していました。
- うんちに変わりがないか(下痢等)
- 食べた後に発疹や息苦しさなど体に異常が出ていないか
- アレルギーが出た場合を考えて小児科の空いている午前中に離乳食にトライする
です。また、今は市販のベビーフードも様々な種類があるので「これって初期に食べられるのかな」「固さってこんなものでいいのかな」と迷った時には、市販のベビーフードを参考にしたり実際に買って子どもにあげたりしていました。迷った時にはベビーフードを手に取ってみるのも疑問解消のヒントになるかもしれませんね。
そもそも離乳食っていつ頃からあげたらいいの?
離乳食を始める目安としては次のような項目が目安になります。
- 生後5~6か月になった(遅くても6か月までには始めましょう)
- 首がすわって支えがあればおすわりができる
- 大人が食べている様子をじっと見ている
- 体調がよく機嫌も良い
我が家は3人子どもがいますが、3人とも5か月近くになると大人の食事に興味をもっていたようで、こちらが食べるのをためらう程じーっと見ていたので5か月に入ってすぐ離乳食を始めました。
腰はすわっていなかったのですがバンボに座ることは出来たのでバンボに座って食べていました。
まとめ
難しいことを言っているようですが、離乳食初期はアレルギーに気を付けてもらってペースト状のものを少しずつあげていき、赤ちゃんが元気なら問題ありませんし、食べなくても焦る必要はありません。
焦らずゆっくり進めて、離乳食を通してお子さんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね。
コメント