こんにちは!栄養士ママのきいママです。離乳食を始めるころになると「みんな毎回手作りしているの?」と気になりませんか?家事、育児に加えて赤ちゃんの離乳食作りが始まると、ママの負担も増えます。
市販のベビーフードがあるので、これをあげていればよさそうだけど、やっぱり基本は手作りというイメージがありますよね。そこで、この記事では「ベビーフードって使ってもいいの?」という疑問を解決していきます。
実際にベビーフードを使用している先輩ママがどれくらいいるのかと、手づくりとベビーフードを比べてみた結果をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
実は意外に少ない!全部手作りした人の割合
ドラッグストアの赤ちゃんコーナーに行くと、たくさんの種類のベビーフードがあります。栄養バランスも考えられていて、美味しそうですよね。
でも、ベビーフードは添加物も心配だし、手を抜いているような罪悪感があって使うのをためらうママが多いよう。実際どれくらいの割合で市販の離乳食を使っているママがいるのでしょうか?
マイナビのアンケートによると、なんと約75%のママが「使ったことがある」と回答しています。また、どれくらいの頻度でベビーフードを利用していますか?という質問には
- 必要に応じて(外出時など)…27.6%
- 3食に1回…25.0%
- 週に2-3回…17.2%
- 週に3-4回…12.9%
- 毎回…10.3%
という回答がありました。4人のうち3人は何かしらの形で市販のベビーフードを利用していることになります。
引用元:ベビーフード、毎回使っている人は●割 – ワーママや2人育児のママなど活用 | マイナビニュース
意外とみんな使ったことがあるんですね。全て手作りというママに詳しい話を聞くと、「本当はベビーフードを使いたかったけど、食べてくれなかった」という声も。
これだけ多くのママが利用していて、大きな問題が無いのであれば、ちょっと安心できますよね。
ちなみに我が家は2-3日に1回くらいの割合でのベビーフードを利用しているのですが、ベビーフードに”ちょい足し”をしています。何をちょい足しするのかというと、冷凍している野菜キューブとお肉や魚のキューブです。
ベビーフードだけだと、食べ応えがなく満足できない食いしん坊長男のために、このキューブを常備しています。
写真は人参、玉ねぎ、キャベツを茹でたものを細かく刻んだ野菜キューブと白身魚を茹でてほぐしたたんぱく質のキューブです。
これを解凍してベビーフードと混ぜれば、食べ応えアップ。量が増えすぎて食べきれない場合は、使用するベビーフードの量を調整してみてください。残ったベビーフードは、冷凍して保存できるものもあります。(パッケージの表示を確認してくださいね。)
ベビーフードってよくないの?手づくりと市販品を比べてみた
ママの負担を軽くするベビーフード。正直なところあまり良くないイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか?手作りとの比較をまとめてみました。
ベビーフード
- 厳しく管理されているので、安心、安全
- 月齢にあった硬さや大きさ
- 調理が簡単
「乳児用規格適用食品」の表示があるので、他の食品に比べて放射線物質の基準値が低く設定されています。また、ベビーフード協議会の規格で定められた添加物のみの使用。他にも、衛生管理や遺伝子組み換え食品などについても厳しい基準があります。
成長に合わせた献立になっているので、硬さや大きさに悩むこともありませんね。また、調理に時間がかからないので、赤ちゃんを待たせないのはうれしいポイントです。
手づくり
- 赤ちゃんの好みにあわせて作ることができる
- ベビーフードに比べて安価
手作りであれば、赤ちゃんの好きな食材を組み合わせて、好みのものを作ることができます。また、大人の分から取り分けや、まとめて冷凍するなどの工夫をすればベビーフードに比べ、値段をかなり抑えられます。
ベビーフードは大体1食分で100円。結構いいお値段ですよね。
添加物や安全性については、そこまで心配する必要はありません。一方で、添加物が全く使われていないわけではないのと、原材料や作っている過程が見えないという部分もあります。そういった面で不安がある人は手作りの方が合っているかもしれません。
個人的な意見ですが、手づくりだと素材の味がよく分かるかな?という印象です。ベビーフードを食べてみると、調味料の味が強くてお肉や野菜一つ一つの味が分かりにくいように感じました。
赤ちゃんは味覚が敏感で、素材の味だけで満足できます。味の濃いベビーフードは赤ちゃんによっては嫌がる子もいるのが分かりますね。
まとめ
ベビーフードを使うことに罪悪感をもつママもいますが、特に悪いことはありません。こうして、赤ちゃんのことを考えて色々と調べているママは、とても愛情いっぱいです。
離乳食の期間は赤ちゃんが食事を楽しむことが大事!ママの体調やスケジュールにあわせて、手作りとベビーフード、それぞれのメリットをうまく組み合わせていきましょう。
コメント