卵は、完全栄養食とも言われるくらい栄養満点!
しかも安くて使い勝手が良いので、家庭料理やお弁当、おやつにも大活躍する主婦の味方食材です。
しかし、今卵アレルギーを持つ人は年々増え続けています。
卵アレルギーがあって食べられないとなると、メニューは偏りがちだし何より栄養面が心配になりますよね?
私にも卵アレルギーを持つ子供がいて、2年半卵を除去の生活をしているので不安な気持ちがよくわかります。
アレルギーがあるのに好き嫌いもしっかりあるので「ちゃんと栄養足りてるの!?」と何度も心配になったことがあります。
「卵が使えないからメニューがワンパターンになってきたな」
「卵の代わりに栄養が摂れる食べ物ってないの?」とお悩みのあなた!
昔のように食べ物が少なかった時代では卵の栄養はかなり重宝されていましたが、飽食とも言われている今の時代では別の話。
卵が食べられなくても他の食材でタンパク質をしっかり摂れていれば、そこまで栄養不足になることはないんです。
この記事では、卵が使えないことでマンネリになりがちな毎日のご飯のレパートリーを増やす代用食材と、気になる栄養面をカバーできる代替食材をご紹介しています。
私も卵アレルギーがわかった時は「毎日のご飯どうしよう」と困っていましたが、2年半経った今では卵が使えなくても代用食材があれば問題なし!
アレルギーがある子供もない子供も「美味しい!」と言ってくれることが多いメニューも作れるようになりましたし、子供は日に日に大きくなって毎日怒っているほど走り回ったり大声で歌ったりと元気いっぱいです(笑)
ぜひ参考にしてくださいね。
卵なしでも食卓が豊かに!代用アイディアでレパートリーを広げよう
今まで当たり前に使っていた卵が使えなくなると、ご飯を作る上でとっても困りますよね。でも代用できる食材は意外と多いんですよ。
私も普段からお世話になっている食材をご紹介します。
バッター液
揚げ物の衣付けに欠かせない卵が使えないと、「揚げ物が出来ない!」と思いがち。
ですが、小麦粉+水を混ぜたバッター液にくぐらせるだけで衣付けが完了するんです。私は小麦粉も使えないので、米粉+水のバッター液を使っていますよ。
豆腐
おかずにもスイーツにも使えてお安く手に入る豆腐は、潰して混ぜるだけで卵がなくてもふんわりした食感をキープしてくれます。
パンケーキやパウンドケーキ、意外にもムースも作れるんですよ。
私はハンバーグとガトーショコラを作る時に絶対使うので、卵アレルギーの我が家には欠かせない食材です。
バナナ
卵を使うスイーツで大活躍するのが、バナナです。
卵の色味は期待できませんが、潰してパンケーキやマフィンに使うと自然な甘みも出てふんわりしっとり仕上がるので、かなり美味しいスイーツが出来ます。
ゼラチン・寒天
プリンやチーズケーキのように卵を混ぜて加熱することで固めるスイーツには、ゼラチンや寒天の固まる力で代用できます。
加熱すると溶けてしまうので冷やすスイーツでしか使えませんが、低カロリーで味や香りの邪魔をしませんし、失敗することも少ないのでとっても使いやすいですよ。
かぼちゃ
かぼちゃは卵の黄色が一番きれいに出せる食材です。
かぼちゃ+豆腐で伊達巻や卵焼きのような厚みが必要な料理が作れますし、かぼちゃ+米粉を使えばオムライスの卵生地風や錦糸卵のように薄い生地が作れたりととっても便利なんですよ。
優しい甘みもあるので、離乳食でも使いやすいですね。
コーン
かぼちゃより色は薄くなりますが、しっかりした甘みがあって子供に大人気!
そのまま食べるなら問題ありませんが、卵に見立てた料理の時にはあのつぶつぶした食感は邪魔になります。
クリームコーンやコーンスープを使えば、コーンのつぶつぶを感じない料理ができるのでおすすめですよ。
芋類
じゃがいも・さつまいも長芋などの芋類は、マッシュ状にして使えば卵の柔らかい食感に近くなります。
お好み焼きやハンバーグに混ぜると、卵なしでも似た食感の料理が楽しめますよ。
ターメリック・カレー粉
常備している人は少ないと思いますが、カレーに含まれているターメリックは少量で鮮やかな黄色が出ますし、賞味期限も長いので、急に子供の卵風料理のリクエストが入った時(我が家ではよくある)でも、すぐに作れます。
米粉+ターメリック+水をよく混ぜて薄く焼けば、簡単にオムライス生地が完成します。
じゃがいもやかぼちゃ、コーンを使ったオムライス風を作ったことがありますが、個人的には1番扱いやすかったのは米粉+ターメリックの生地でした。ただ入れ過ぎると苦味が出るので、注意が必要です。
ターメリックの代わりにカレー粉でも代用できますが、辛味があるので量には気をつけてくださいね。
卵の栄養素のタンパク質は何から補う?栄養面での代替食材は?
「卵が使えなくてもなんとかなるさ!」と思えても、栄養面を考えると不安が残りますよね?
でも大丈夫!卵アレルギーでも安心して食べられる代替食材があるので、ご紹介します。
肉
色々な種類のお肉がありますが、特にタンパク質を取りやすい肉は、鶏のささみ・鶏ひき肉・豚ひき肉・牛ひき肉です。
種類にもよりますが、大体30~40gで卵1個と同じ量のタンパク質が摂れます。
うちでは子供が大好きなハンバーグやミートソースに、お野菜も入れて摂るようにしていますよ。
魚
魚は肉と同じく30~40g程度で、卵1個と同じタンパク質が摂れます。
でも火を通すとパサついた食感になりやすいお魚は、好きじゃない子供も多いんですよね。
もし魚料理が好きじゃない場合は、卵を使っていないかまぼこや魚肉ソーセージがスーパーで手に入るので、料理の一品やおやつにあげるだけでも手軽に補えますよ。
大豆・大豆製品
大豆そのものでも構いませんが、厚揚げ・油揚げ・納豆・豆乳なら食感もレパートリーも広がって食べやすいです。普段の食生活で簡単に摂れますね。
木綿の豆腐なら100g、納豆なら40gで卵と同じタンパク質が摂れますよ。
牛乳・乳製品
牛乳にもタンパク質が多く含まれているので、1日1杯(200ml)飲むだけで簡単に栄養不足の心配を解消できます。牛乳が苦手な人は、プロセスチーズなら20gで卵1個分のタンパク質と同じ量になります。
ヨーグルトでも補えるので、無理をせず食べられるもので補ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
身近な食材で代用できたり栄養が補えたりするので、少しは不安が減ったのではないでしょうか?
うちのアレっ子は卵アレルギーに加えて乳アレルギーも持っていますが、幸い豆乳や納豆が大好きなので、タンパク質はひたすら肉と大豆製品で補っています(笑)
卵アレルギーで心配になることもあると思いますが、あなたもぜひこれを参考にして栄養を補いつつ、ご飯のレパートリーを増やしてみてくださいね。
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