進め方離乳食の基礎知識

離乳食スタートの時期はいつ?早すぎ遅すぎには意外なデメリットも

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こんにちは!栄養士ママのきいママです。赤ちゃんの授乳のリズムができてくると、次に気になり始めるのは離乳食のことですよね。この頃のママの疑問で多いのが「離乳食をいつから始めればいいのか?」ということ。

育児書などを見ると5、6ヵ月頃からと書いてあるものがたくさんありますが、「5ヵ月のはじめと6ヵ月の終わりだと全然違う!」と思ったのは私だけじゃないのでは…。

赤ちゃんの為にもなるべくベストなタイミングで始めたいですよね。この記事では、離乳食をスタートしてもいいかどうか見極めるポイントをご紹介します。

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スタートの準備はOK?離乳食を始めてもいいか見極めるポイント4つ

5、6ヵ月頃の赤ちゃんはまだまだ小さく、「本当に離乳食を始めてもいいの?」と心配になりますよね。

成長も赤ちゃんによって様々なので、当然ベストなスタートの時期も少しずつ違ってきます。離乳食開始の準備ができたかどうかのポイントは全部で4つありますので、1つずつチェックしてみましょう!

支えがあれば一人で座れる

食べ物を飲み込むには、上半身を起こした状態である必要があります。首がしっかりとすわっていて、支えてもらってのお座りができれば大丈夫です。

食べ物に興味をもっている

パパやママが食事をしているのを見て、よだれを出したりお口をモグモグさせたりしているのが目安です。うちの10ヵ月の息子は今とても食いしん坊なんですが、離乳食を始める前から、私たちの食事に手を伸ばして食べようとしていました(笑)

スプーンを口に入れても舌で押し出さない

赤ちゃんにはおっぱいを飲むための哺乳反射というものがあります。これがあるうちは、スプーンを口に入れても舌で押し出してしまいます。大体5~7ヵ月頃にこの反応が少なくなってくるので、それ以降の方がスムーズに離乳食を進められます。

ママの準備ができている

もしかするとこれが一番大事なポイントかもしれません。離乳食が始まると準備や片付けで、ママの負担も増えます。身体と気持ちの準備は大丈夫そうですか?無理をせず、調子のいいときにスタートしましょうね。

この4つが揃えば、もう離乳食を始めても問題ありません。初めての離乳食、ドキドキするとは思いますが、おもいきってスタートしてみましょう!食べる楽しみを知ることで、赤ちゃんもより成長できるはずです。

 

 

離乳食の開始は早すぎても遅すぎてもダメ?知っておきたいデメリット

ネットで検索をすると「離乳食は早く始めた方がいい!」「なるべく遅い方がいい!」など色々なことが書いてあります。これは正直なところ、専門家の間でも意見が分かれています。

私も離乳食を始めるときは、一人のママとして色々と迷いました。

離乳食については、厚生労働省が「授乳・離乳の支援ガイド」というものを作成していて、その中で5、6ヵ月頃の開始をすすめています。極端に早すぎたり、遅すぎたりする離乳食にはどんなデメリットが考えられるのか、私の実体験も含めてまとめてみました。

早すぎる場合

  • 赤ちゃんの胃や腸はまだ発達の途中。あまりに早すぎると負担がかかって、吐いたり下痢になってしまう場合も。
  • 哺乳反射が残っていてスプーンを舌で押し出してしまうので、食べさせにくい。
  • 離乳食の準備や片付けがあるので、授乳の間隔やお昼寝のリズムができていない状態だと、なかなかペースがつかめない。

遅すぎる場合

  • 生まれたころからある鉄分が減り、貧血になる可能性が。食事から鉄分を補うことが必要。鉄が不足すると発達に影響がでる場合も。
  • 身体が大きくなるので、母乳やミルクだけでは足りなくなってくる。

息子は5ヵ月の頃大きめベビーだったからか、それはまぁよく飲む子でした。基本母乳だったのですが、あまりに飲むので私の体重が減り体力も限界に。

2人目ということもあり離乳食は6ヵ月過ぎから始めましたが、軌道に乗るまで辛い授乳が続きました(笑)「うちの子はもう少し早く始めればよかったのかな~」なんていう苦い経験も。

早く始めるとアレルギーになるってほんと?

以前は、早い離乳食の開始がアレルギーにつながるといわれていましたが、最近の研究では逆に早い時期から少しずつ特定の食べものを食べることで、発症を抑えられるという結果がでています。

卵や小麦粉などはアレルギーが出やすいから、赤ちゃんにあげるのを避けてしまいがちですよね。私も初めて卵を食べさせるのは、なかなか勇気がいりました。

でも、離乳食の開始を遅らせたり、あえて特定の食べ物を食べさせずにいることは予防にはならず、逆に食物アレルギーの発症につながってしまうかもしれないということになります。怖がりすぎず、食べさせることも大事なんですね。

アレルギーの症状が少しでも出た場合、その後の離乳食については必ずお医者さんと相談しながら進めてください。

 

 

まとめ

離乳食スタートの時期は赤ちゃんによって様々です。5、6ヵ月頃の成長をしっかりみて始めてあげてください。

でも、赤ちゃんの食べたい気持ちがあまり無いうちは、無理に始めなくても大丈夫。スタートが少しくらいずれても問題ないので、心配しすぎないでくださいね。

 

この記事を書いた人

管理栄養士であり、3児のママ。毎日子育てに奮闘中。子供が寝た後に美味しいものを食べることが楽しみ。
1人目出産後、産後うつになりかけたのをきっかけに、幸せで楽しいはずの子育てが、ママにとって負担になってはいけない!という考えで離乳食、食育を進めています。

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