子供から大人まで大人気の卵料理といえば、なんと言ってもオムライス!ふわとろ卵とチキンライスの相性は最高ですよね。
でも残念な事に、卵アレルギーがあれば当然食べられません。
なのに子供番組や絵本ではよく出てくるし、レストランのメニューでも必ずと言っていいほど載っているので、目にする機会はとっても多いんですよね。
私の子供も卵アレルギーがあるのですが、「お誕生日に何が食べたい?」と聞いたら「オムライスがいい!」と全力で言われてしまい、とっても困りました。
その時の私のように、「卵アレルギーがあるからオムライスなんて無理だよ」と思ったあなた!
卵を使うのは無理だけど、本物そっくりに似せることなら簡単に出来るんですよ。
この記事のレシピさえあれば、家族みんなで美味しくオムライスが食べられます。
卵アレルギーがない家族も「これ本当に卵使ってないの!?」と驚いた、私の実践レシピをご紹介しますね。
卵っぽく見せるのに必要な材料は?コツってあるの?
まず、卵っぽく見せるには黄色い食材が必要不可欠。
と言っても、スーパーで簡単に買える物ばかりなので、仕上がりやお子さんの好みに合わせて選ぶだけでOKですよ。
かぼちゃ
かぼちゃを使えば、自然な黄色(少しオレンジ?)のオムライスが作れます。
ほのかな甘みがあり栄養も摂れるので、離乳食期にもオススメのオムライス生地です。
さつまいも
ふかし芋のように加熱すると優しい黄色が出て、甘くて美味しい生地になります。
ただかぼちゃほどハッキリした黄色は出ないので、両方使ってもどちらかだけ使っても良いですよ。
コーンスープ
コーンスープがあれば味付けの必要が無く、鮮やかな黄色が簡単に出せるので忙しい時でもすぐに作ってあげられます。
洋食の味付けがされているので、なんちゃってオムライスにはピッタリ!
ターメリック
ターメリックはカレーのスパイスとして使われている黄色い粉で、料理の色付けによく使います。
サフランもありますが、ターメリックの方がお安く手に入ります。こだわりがなければ100均でも買えますよ。
入れ過ぎると苦味を感じますし、ちょっとだけクセがある香りなので離乳食期が過ぎてからの方が食べやすいと思います。
大量に食べるとお腹を壊してしまうので、適度に色が付く程度にしておきましょう。
卵っぽく見せるコツは?
生地の色以外で卵っぽく見せるコツは、チキンライスを包めるくらいの柔らかさと軽い焼き目を付けること。
私が初めて適当に米粉で作った時は、あまりに適当過ぎて硬めの生地になり、チキンライスを包むなんて出来ませんでした。(笑)
薄焼き過ぎるとパリッとしてしまうので、ちょっぴり厚みがある方がしっとり柔らかい生地に仕上がりますよ。
焼き目はほんのり付いていると美味しそうに見えるので、私は必ず焼き目を目安に作っています。
卵不使用でも美味しい!なんちゃってオムライスのレシピ4選
卵アレルギーでも食べたいと言わせる、魅力満点なオムライス。
ここでは卵不使用でも「オムライスだ~!」と喜んでもらえること間違いナシの、なんちゃってオムライスレシピをご紹介します。
離乳食期にもオススメ!しっとり生地のオムライス
ちょっと柔らかめの生地なので扱いにくいですが、かぼちゃの甘みもあるので離乳食期のお子さんでも食べやすいですよ。
材料
・じゃがいも 120g ・かぼちゃ 120g ・片栗粉 大さじ4
作り方
- かぼちゃは種と皮を取り除き、じゃがいもは皮をむいて、両方ともふかしてマッシュにします。
- 1に片栗粉を加えてよく混ぜ、クッキングシートの上に乗せて更に上からクッキングシートをかぶせた状態で、麺棒で好みの厚さに伸ばします。
- 熱したフライパンに油を引いたらクッキングシートを片面だけ外し、その面をフライパンに乗せて軽く焼き目をつけます。
- 片面が焼けたらひっくり返し、もう片面にも焼き目をつけたら完成です。
ふんわり生地で食べやすい!山芋オムライス
山芋と片栗粉を使うことで崩れにくく、適度に柔らかいふわっとした生地が出来ます。
フライパンにくっつきやすいので、私はクッキングシートでひっくり返しやすくしています。
材料
・かぼちゃ 20g ・やまいも 45g ・片栗粉 小さじ1
作り方
- かぼちゃの種と皮を取り除き、茹でてマッシュにします。
- 山芋は皮をむいてすりおろし、片栗粉・かぼちゃとよく混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンにクッキングシートを敷き、その上に生地を乗せて軽く焼き色が付くまで焼きます。
- 片面が焼けたらシートごとひっくり返し、もう片面も軽く焼き色が付いたら出来上がりです。
コーンスープの時短オムライス
子供が大好きな、コーンスープ味の生地です。
1度作るとコーンスープを常備するくらい、簡単&人気のオムライスですよ!
材料
・コーンスープ(液状) 100g ・米粉 大さじ1 ・片栗粉 大さじ1
作り方
- 冷めている状態のコーンスープに米粉を加え、よく混ぜます。
- 熱したフライパンに1を流し入れ、弱火でじっくり焼きます。
- 軽く焼き目が付いたらひっくり返して、もう片面も軽い焼き目を付ければ完成です。
子供も食べられるベトナム風!?オムライス
ベトナム料理のバインセオを参考にした生地です。
ターメリックは香りに少しクセがあるので、私はコンソメを加える事でそのまま食べても美味しく、ターメリック感を誤魔化せる仕様にしています(笑)
材料
・米粉 50g ・ターメリック 小さじ1~2 ・コンソメ お好みの量 ・水 100ml
作り方
- 米粉・ターメリック(コンソメを入れる場合はコンソメも)を加え、軽く混ぜあわせておきます。
- 水を少しずつ加え、サラッとした黄色い液になるまで混ぜます。
- 熱したフライパンに油を引き、2を薄めに広げます。
- ほんのり焼色が付くまで焼いたらひっくり返し、もう片面も同じように焼けたら出来上がりです。
まとめ
いかがでしたか?
卵アレルギーがあると食べられないものが多くて可哀想に思えますが、それは外食時の話。自宅なら不可能と思っていたオムライスでも簡単に作れちゃうんです!
初めは「オムライスは卵だから食べられないよ」なんて言って敬遠していた私ですが、今ではリクエストがあればすぐ作れるようになりました。
子供が喜んで食べている姿を見た時は、涙出ちゃいましたよ~。
お弁当にしても華やかだし卵と比べると傷みにくい材料なので、あまり季節に左右されない所はラッキーだと思います。
ぜひこれを参考に、卵アレルギーでも食べられる、なんちゃってオムライスを作ってみてくださいね!
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